そのまた続き・・・
2004年 10月 19日
シンクの下に置いてある玄米の周りに、なんと・・・ DROPPING が・・・
そういえば、友人が滞在してたりして、ここ一週間玄米に触れてなかった・・・から気づかなかった。
ドロッピング・・・ それはそれは、ナツメグが連れて来た、ネズミ様のものに違いない・・・ 黒い、米粒よりもちょっと大きいくらい (黒米に似ててちょっと怖い・・・けど幸い黒米はしっかりと輪ゴムで留めてあったので一安心) 要は、ネズミの糞なのだけど・・・が、キッチンにて見つかったのだった。
推測すること、きっと1週間はご滞在になっていたらしく・・・考えるとゾッとしてしまった。「だから」ナツメグが、どういうわけか、最近はキッチンのユニットの前に座って「何か」を待っていたわけだ・・・
どうやら、連れて来られたネズミ様は、逃げまくって、洗濯機とオーブンの隙間からシンクの裏へ回り込み、排水の隙間から見事に食料置き場に到着されたご様子だった・・・
うーん、どうしよう・・・ いや、どうしようも何も、これはナツメグ様に捕獲していただくよりほかは無いだろう・・・そう思いながら、「時が来る」のを待つしかないと心を決めた。
案外早く、その「時」はやってきた。
ナツメグがユニットの前に座って何かを察知していたので、これはこの奥にいるに違いない・・・とわかった。でも、彼女が座っていたのは、引き出しの部分・・・アクセスすることができるのは、お米の置いてあった場所だから・・・と、そっちの扉を開けて、ナツメグに探してもらう・・・ でも、彼女、どうしても引き出し側が気になるようす。。
ちょっと間して、ゴソゴソ・・・と動く音がした。なるほど、引き出し側からである。
息を呑んで、下から2番目の引出しを一気に引いて、ユニットから外した。
ナツメグはそそくさと、その隙間に入り、どうやらそのもう1つ上にいるらしいネズミを察知し、一生懸命に前足を伸ばして捕まえようとしていた・・・
もう引き下がれない・・・
私には捕獲できない。そしてねずみをキッチンで飼ってあげられるほどのやさしさも無い。
「ナツメグ、準備はできてるわね・・・頼むわよ・・・」
そして、一気に下から3段目の引き出しを引いたら、ネズミが飛び跳ねた!!
さすがの私もちょっと怖かったー!目の前だしー。
そのネズミは今までの3センチじゃなくて、8センチくらいはあったしー・・・飛び跳ねるしー。
なんて思うのもつかの間。
ねずみはマンマと罠にひっかかり、慌てて下へ逃げようとした・・・下で待ってたナツメグは、それはそれは素早いこと、私が「頑張れナツメグ」と応援する間もなく、瞬時にネズミを口にくわえて、ローレンスも私も快く思っていないことを知っているから、そのまま庭へ走り出た・・・
あっという間の出来事だった。
願わくは、庭でネズミが逃げ切ったこと・・・
ああ、ナツメグがいてよかったーっと思ったと同時に、そういえば連れてきたのも彼女だったから、褒めていいのか悪いのか・・・まあ、これで更なるDROPPINGが見つからないことを祈るのみ。
PS しかしローレンスのネズミへの恐怖や不潔感は人並みでない・・・これはきっと過去世でペスト時代に生きた人なのだろうーなどと思ってしまうのであった・・・