人気ブログランキング |

2005年 04月 28日 ( 1 )

予防接種への不信と謎と・・・

実はポピーはまだ予防接種を受けていない。

イギリスではルーティンで生後2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月で「5種混合プラス1」を受けることになっている。BCGについては、生後1ヶ月から・・・

私は特に予防接種への知識がなかったのだけれど、マタニティー・ヨガをしていたアクティブ・バース・センターは、結構オータナティブな人が多くて(ま、私も一般的に見ればそうなのだけど)いろんな人の話を聞くたびに、予防接種って実は害も多いのでは?と思うようになっていた。

生後5週目に予定されていたBCGを目前に、2月にアクティブバースセンターへ予防接種についての話を聞きに行った。私1人で決めれることではないから、ローレンスと一緒に。
http://www.activebirthcentre.com/pb/catmichelodent.shtml

このDr.Michel Odent、その道では結構有名であるらしい。
「昔は親に選択肢がなかったから、みんなが受けるものだったけど、今は親に選択肢がある分、大変ですねー。」に始まって、なぜ彼が予防接種に疑問を感じ始めたのかとか、現実的に予防接種に効果はあるのかとか、また予防接種で予防できると言われている病気が本当に危険であるのか・・・などなど、データーが次々に口から流れてきた。

1人の参加者が言った。
「今まで話を聞いていると、メディカルで、科学的な立場にいるあなたが言っている事って、まるで投資を希望する顧客にファイナンシャル・アドヴァイザーが、これこれのリスクがありますけど、どうしますか?って言ってるように聞こえるんですけどー。」

あまりにも的を得ていたので、満場一致でDr含めて「そうだそうだー。」と盛り上がった。

ただ、投資家とワケが違うのは、リスクに伴う害を受ける可能性があるのは、自己選択できないわが子。こうなるともうサイコロジー(心理学)の世界。

何万人に1人の難病と、確率的には同じだけのリスクのために、予防接種をしているのである。交通事故に遭う確率よりもよっぽど低いと言えるだろうくらいなのだけど、難病には予防接種がないし、交通事故にもプランがないから、そうなった場合は「運が悪かった」 でも、万が一予防接種で防げたかもしれない疾患に罹ったとしたら、親はあちこちから非難を浴びるだろう。逆に、予防接種を受けたために発症した場合や、MMR(はしか・おたふくかぜ・風疹の3種混合:1才過ぎてから受ける)に代表されるように仮にMMRをきっかけに自閉症になったとすれば、責任はどこにあるのか分からない。

何がベストというのはサイコロジーの世界には存在しない。

私が妙に気になったのは、全部を「混合」で受けるということそのもの。あまりにも体への負担が大きいと思うし、5種混合がイギリスで始まったのはまだ1年くらいときく。将来「いやあ、2005年生まれちゃんは運が悪かった。実験台になっちゃったねー」なんて言われたら?

話を聞いて、乳児のうちに受けておくべき・・・というものは現実的には不要らしいということが分かってきた。ジフテリアは現在ロシアだけに存在するらしいし、破傷風は菌がほぼ全滅だけど、英国内では年に数人中高齢者が患っている程度のもの・・・百日咳に関しては実は効果があまりないらしいし・・・おたふく風邪で危険性があるのは思春期の男の子。風疹で危険性があるのは妊婦さん。しかもMMRは肝心な思春期ごろに効能が切れちゃったケースが最近になって多くなったという。

唯一、死亡のケースも高いといわれるのは「はしか」だけれど、イギリスでは「はしか」単独での予防接種は生産されていないので、希望であればプライベートか外国で入手することになるらしい。でも私もはしかは罹ったし、中医学ではMMRに罹って免疫力を自ら高めるのは、健康へのパスポート」と言われるそう。はしかなら、ホメオパシーでも治療できるし・・・

話が飛ぶけれど、確かに「構いすぎ」て、免疫力って落ちていると思う。
花粉症にしても、アトピーにしても・・・

先日、ホメオパシーの観点からのトークも聞きに行った。
ホメオパシーは、「目には目を・・・」な同種療法。菌を直接血液に流し込む予防接種へは反対の立場を取るが、ノソドと言って、菌を希釈したものを経口で飲むという療法が存在している。(明らかに菌が蔓延しているという状況下で内服するとこで、軽くうつって免疫がつく)もちろん、通常のタブレットになったものもあるし、予防接種前に受けることによって「ショック」などを和らげるレメディーも存在する。

また、この「ショック」というのは印象深かった。普通ショックといえば、その場でのことだと思うのだけれど、研究によると、ショッキングな出来事が起こってから、2-3日後、そしてもう一度15-16日後に「ショックの後反応」があるらしい。その研究では呼吸の様子から突然死(コットデス)と関連付けられていた。もちろん、ショックというのは、別に予防接種だけじゃない。いろんな出来事があるだろう。でも突然調子がおかしくなったからと言って、2週間前の出来事に遡ってみるなんて考えてみたことがなかったので新鮮な発見だった。

もうひとつ、このトークで印象的だったのは80年代に行ったC型髄膜炎の予防接種のこと。これは5種プラス1のプラス1に当たるのだけれど、まったく同じものが15000人の大学生に接種された。その結果、3ヶ月以内に何らかの副作用を訴えたのはなんと7000人だったという。医学歴史上でこんなにものクレームが寄せられたのは34年ぶりだったとか・・・あまりの好ましくない反応に大学生への接種はやめる事になったと言うのだけれど・・・もちろん新生児には打たれているのだ。

大学生と赤ちゃんの違いは何か。
大学生は自分の症状をちゃんと訴えることが出来るのだ。一方の赤ちゃんはまだ喋ることは出来ないし、予防接種の後は熱が出るものよーっと「当然」のように言われているので、副作用扱いされないのだ。赤ちゃんは泣くものだし・・・

ふと今頃になってこんなことを書いてみたくなった理由は、プレイグループで会ったお母さんの話から。
「もう3回目は受けさせない」と言っていたそのお母さんの話によると、娘さんはひどく嫌がり、2度目の時はまただーっと分かっていたかのように、お母さんを睨んだという・・・彼女は予防接種の後、娘さんの調子がおかしかったとも言っていた「・・・だからってこんな数ヶ月の子の様子が、ちょっとおかしいからって、赤ちゃんだもの、それが予防接種のせいだとも判断しかねないけどね、私はきっとアレが悪かったんだと思う。」と。


英国の予防接種と日本の大きな違いが、もう1つあると思う。
これもサイコロジー。日本では「無料券」がでるから・・・ということ。
こっちでは、無料なのは当然だから、そんなこと親は気にしないのだけど、予防接種を打つことによって、GP(一般医)に報酬が入るのだ。

日本の場合、もし「受けない」と決めたら自治体にとって「コスト削減」になるのだけど、英国の場合、受けないと決めたら、GPにとって収入が減る。だからGPに、私がとりあえず今のところ予防接種を受けさせないと言った暁には怒り出した。もちろん、報酬のことはアカラサマにしないけれど、「そりゃ間違っている」の一点張り。結局それはGPの嘘だったけれど、「そういう場合はどうして受けさせないのか文書にして持ってきてもらわないと困る」とまで脅かされた。そういわれれば、殆どの親は面倒だし、受けるしかないかと思うのだろう・・・

先日にはGPが「あなたたちみたいな偏屈者がいるから、給料が削減されてしまう。大迷惑だ。」と言う内容の手紙がMMRを拒否した家庭に送られてきた・・・と全国ニュースにもなっていた・・・結局、予防接種をプッシュしているのは、その辺りの様。

何年か前までは3ヶ月児からだったのが、2ヶ月児からになったのも、親に考えるチャンスを与えないため?という気さえする。(医学的な根拠はないそう)だって、こんな風に違う角度から予防接種を見てみれば、もっと多くの親がルーティンに流されずに一旦考えてコンセント(同意)を出すと思うのだ。

私たちも、自分たちだって受けてきているんだし、全く受けさせない気はない。
でも、とりあえず6ヶ月まで待って、その間にもうちょっと調べてから何をいつ受けさせるか決めようと思っている。

・・・ 参考サイト ・・・
http://www003.upp.so-net.ne.jp/manao/  (日本語)
http://www.avn.org.au/
http://www.whale.to/vaccines.html
http://www.vaccine-info.com/
by nu2meg | 2005-04-28 01:10 | 子育て

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


by nu2meg
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る