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6ヶ月検診 & 第二・7年期

金曜日、6ヵ月半弱になった息子を連れて6ヶ月検診に連れて行きました。

  身長 70.6センチ 体重 9.56キロ で良好。
  *70の服がきついのは、体重のせいかなあ?

娘もだったけれど、周囲に興味深々でとっても愛想のよい赤ちゃんなので、看護婦さんたちににかッと笑顔を振りまいてました。「重いのがたまに傷」な息子君、母の腕の筋肉がどんどん復活中?笑 しかし重い・・ しかもよく動くから疲れる・・・ いつも誰かに渡すたびに、「はっ。楽になった」と思うのです。笑

明らかに、息子君の特徴(娘にはなかった)だと思えるのは、

ひも類に目がないこと:
長いコードとか大好き。多分、お腹の中でもへその緒で相当遊んでいたはず。シャワーのホースで遊ぶ姿を見て、そうそう、この太さ!みたいな興奮ぶりにはやっぱりーっと思いました。

ひっかく・つねる・つめを研ぐ:
授乳中にもあちこちつかんで、引っかいてます。。。ゆるんだ肌とか容赦なくぎゅっと掴むし、握ったらなかなか離さない。。寝ていない息子君に顔を近づけて横になったら、鼻や耳をぎゅっとつねられること間違いなしなので、近寄れません。更には授乳中に私の皮膚に爪を立ててとぎまでしてくれるので、母体は生傷だらけです。。。

上記の特徴がある動物といえば・・・・猫!
どうやら、ナツメグの弟の様で、ちょっと似たものを感じます。。。笑 そして、ナツメグに爪を立てられても、ふざけて噛まれてもゆるせてしまうように、ゆるしてしまう、、

プラス、ヤギっぽくもあります。
紙が大好きで、よく食べてて・・・
ブーブーウーウーうるさいのは、豚らしくもあり・・・ 笑

   ++++++

そして、7歳の誕生日を迎えて第二7年期に入った娘。

小学校に入学してから、そして2学期になって自分で電車にのれるようになってから、一気に「最初の7年が過ぎた」と感じるようになっていたのだけれど、もう、娘の中で一番エライのは、「両親」ではありません。親はその輝かしい権威を失い、社会である「先生」がその権威を持つようになりました。

つまりは、親のいうことを聞かなくなって、「私」が決めるという主張が更に強くなって・・・・という過渡期。
じーっと内観してみると、小さい時の私もそういえば、「どうしておかあさんは判ってくれないんだろう?」と思っていたことに気づきました。子どもの価値観や優先順位の中では、社会の価値観や優先順位が決して合致していない・・・。

いつだったか、妹が赤い綺麗な洋服を買ってもらったときに、お姉ちゃんである私は、マジックペンで名前を書いてあげたことがあります。「ほら、もうお姉ちゃんは名前を書けるんだ」と。ただし、思いっきり胸元に黒いマジックペンで書いたものだから、母にこっぴどく叱られました。

それでも、小さい私は「どうしてわかってくれないんだろう?妹にだって、聞いてみて、書いてって頼まれて、しかも喜んでくれたのに。」と思ってた。

今の娘はそういう時期なんだなあーと気づいた私。
誕生日パーティーで、バースデーストーリーを語ってもらって、私たちの所を選んでやってきた娘を再確認して、その日の夜にカードを書きました。

最近、怒ることが多くてごめんね。
自分で決めたいことがたくさんできてきたんだね・・・・
ダディとマミーの所にきてくれてありがとう。
おとうとのお姉ちゃんになってくれてありがとう。

・・・そんなカードを書いて、翌日に娘に読みながら渡しました。
そしたら、娘が泣き出して・・・
私も一緒に泣いてしまって・・・
その傍らに、わけわからなくて、呆然としているローレンスがいて・・・笑

そんな風なちょっと感動的な時になりました。


そういえば、こんなこともありました。
ちょうどイギリスを出発する日の朝、車の中でラジオニュースが流れていて・・・その内容はインド人学生が殺害されたというものに関するもの・・・

ニュースというのは、まあ、こんなものが多いので、あさから嫌だなあーなんて思いながら、スルーしていたら、娘が初めてニュースの内容に関して「どういうこと」か聞いてきた。

「インド人の男の人、どうして魔女に悪いことされたの?」(なぜか魔女の仕業にすりかわっているところが笑えたけれど)
「うーん、悪い鬼の人に殺されちゃったって言ってたね。」(マーダーという単語を知らない娘)
「え??人を殺すような人がいるの?」
「うーん、世の中には、いろいろな人がいるからね・・・鬼の人だね・・・」
「やだー。そんなの。でも、日本にはいないよね?」
「。。。いや、どこにもそういう人がいるんだよ。悲しいことに・・・」

TVを自宅に置いていないということで、多分私たちが護ってきたやわらかな世界。
ちょうど、言語を学ぶにあたってTVは決して悪いものでもないかもね・・(特に漢字の熟語って、口語ではないものが多いから、こういうときにテレビを見ている子は無意識下でインプットしているだろうから、強いだろうなあ・・・、でも、ニュースとかで聞くような単語は知らないほうが平和だし・・・)と話していたところでした。

いつかは気が付く、世の中の不条理にももう気づいていい年になったんだなあ・・・と思った私。
もっとも私自身はそんなにセンセーショナルに扉を開けることなく、TVのニュースと共にいつのまにかそういうこともあるものだと成長してきたんだと思うけれど・・・

とりあえず、9歳ごろまでは親とエネルギーをシェアする部分も多いといわれているし、あと数年・・・あと数年したらもう、ほんとうに自分の好きなようにいろいろなことをはじめるのだろうなと思うと、この貴重な数年も大切に過ごせればなあーと思います。
by nu2meg | 2012-01-14 12:48 | 子育て

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


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