思い込みと勘違い
2009年 02月 19日
思い込みと言うのはすごいもんで・・・
勘違いというのも、同じ類だと思うのだけれど・・・
今日は爆笑でした。
年末にあれこれと工事をしていて、ある日ふと気になったのが、[ぴ]
時折、地下室から「ピッ」というハイピッチな音がする・・・。
ちょっとひねったような音でもあるから、これは、エレクトリックバルブに違いない・・・と勘ぐった。
下の部屋と上の部屋(とキッチン)に別々にサーモスタットをつけて、暖房を管理しようと言うシステム。そのために、電動で暖房用のパイプをスイッチオン、オフする装置をつけたのだった。
バルブから、変な音がする・・・と、ビルダーに言った。
「いや、バルブからじゃないでしょう?」と、なあなあに過ぎ・・・そういえば、バルブと言うよりは、エントリーシステム?と、ターゲットが移った。
エントリーシステムは、ブザーが鳴って、話をして、相手がウェルカムであれば、ドアを解除するシステム。(基本的に日本(田舎?)みたいに日中は空きっぱなしの家なんかないねえ。そういえば・・)ハンドセットがキッチンとベッドルーム階と、2つある。
そのシステムの一部が地下室の天井の真ん中にあるのだ。
なんだ、これが鳴ってるのか・・・と、今度はエレクトリシャンを呼んだ。
別用もあったからなんだけれど・・・
たまたま、彼が来た日にシステムの具合が悪くなり、ハンドセットから大きな音も出ていたから、やっぱりこのシステム、何かがおかしい・・・と、思い込んで・・・。
電気屋のおじさんは、いつものように世間話をしながら・・・のんびりタイプ。
システムの製造メーカーにも電話して、いろいろ聞いてみるが、わからない・・・。
「あれもこれも手を尽くしたけれど、お手上げだ。」
。。ということで(彼もちゃっかり騙されて)、そのうちに年も開け、だらだらと、「ピっ」の音も日常化して過ごしていた。
そうしたら、ここのところ、上の階のハンドセットからも音がする(と思っていた:笑)
なぜか、地下室の音は小さくなっているのに、上の方からは大きい・・・
こんなの、放っておいてはいけないなあ・・・
ローレンスなんか、電気の問題は火事を引き起こしたりもするかもしれない・・・とも言い出す。
そして、ローレンスもとうとう痺れを切らした。
うるさいから、電源を切るか、直すか、交換するか、どうにかするように段取りとってよ。
そこで、製造メーカーへ連絡。
そうすると、委託会社を教えてくれた。
委託会社に電話すると、担当者が足を怪我していて、もう1人はそのとばっちりで忙しいから、別の会社を紹介する・・・といわれ(それまでに2週間かかり・・・)別の会社に電話すると、内容的にうちでは分からないかもしれないから、別の会社を紹介すると言われ・・・3つめの会社から、電話がかかってきたのが昨日。(留守電に)今朝、連絡を入れなおすと、午後に来てくれる事になった。
ここまでの、すばらしく、たらい回しの、このシステム・・・
電気屋さんに見抜けなかった何かがあるのか?
そう思いつつ、来てもらったら・・・
???????????????????
「なんか、この音、ここからじゃなくない?」
「へっ??」
「ピッ」
「あ。ほんとだ・・・。ハンドセットからだと思い込んでたけど、違う・・・」
(そう。全く音の出所なんてチェックしてなくて、エントリーシステムからだとしか思ってなかった)
「これが怪しいー」と、スモークアラームを見つめるエンジニア・・・。
「いや、そうでもないか・・」といいながら、異様な空気の私たち。。。
エンジニアは、車から脚立を取り出して、天井についてるアラームに耳をつける・・・「うーん、違う」
私は地下へ行って、同じようにシステムの一部に耳をつけてみるが、やっぱり違う!!
でも音の出所はつかめず、上に上がってみた。
エンジニアがハンドセットをちょっと解体しながら、目をぎょろっとさせて、メッシュの引き出しの下を見て言った。
「あ。その白いの、もしかして、スモークアラーム?」
(メッシュだから中身がなんとなく見えるにしても、ちょうど手前にあるあたりがすごいのだ)
「うん。そうだけど・・・」
「これじゃない?下にもこれがない?電池が切れる前になったら、音がするんだよね、これ・・・」
そうだった・・・そうだった・・・ずーっと前に、妙な音がなるから、パソコンがおかしくなったんじゃないかと思ったことがあったっけ・・・。
でも、手元にとったとたんに、音は何故か止んで確認できず・・・
地下室に行って、あちこち引き出しをあけたら、入ってた・・・
もうひとつの、古いスモークアラーム・・・。(全改装の際に、メインコネクトになったから不使用)
手に取ったとたんに、「ピッ」
これやんー。
しかも、音がちいさくなった理由と言うのが、引き出しをちゃんと閉めたから・・・。笑
「コールアウトチャージは55ポンドプラスVAT」だったのだけれど、おにいさんも、哀れに思ってくれたのか、オフィスと話してくれて、10ポンド引きに・・・笑
ホンマに思い込みっちゅうやっちゃあー。
ローレンスにメールで報告。
その後電話が来て、2人で爆笑。
数年前の私だったら、爆笑できたかな?と思うのだけれど、(自分がゆるせなくて、悔しいとか、情けないとか、相手になんで不使用のアラームの電池を抜いてないん?とか、そういう気持ちで怒りが先立ったんじゃないかと思う)、今回は、50ポンド失ったって、爆笑あるのみだった。
そして、2人で電話口で大笑いして、ポピーもつられて笑って・・・。
なんて幸せな家庭なんだ・・・と幸せを噛み締める私。笑
思い込みというのは、ほんとにこういうもんだと教えてくれたのかな。
私たちが、無意識下でいろんな思いを思い込んでいることも、爆笑に値するくらいなのかもしれない。
勘違いして、勝手に怒ったり、勝手に泣いたり、
思い込んで、ぐんぐん、自分の世界にこもってしまったり。
ほんっまに、あほらしいことなのかもしれんわ。(標準語じゃないと心がこもる)
よく考えたら、なんで音の発祥地をしっかりと見極めていなかったのかとか、自分でも説明がつかないくらいの大ばかぶりで、3箇所もたらいまわしにされながら、シリアス感が更に高まって・・・と、すごいお膳立て。
気付いてても、数ヶ月アクションを起こさなかったというのも、人生を縮小した様。
起こるべくして起こったんだろうなあー。
50ポンドのワークショップ代、高くなかったのかもしれない。笑
勘違いというのも、同じ類だと思うのだけれど・・・
今日は爆笑でした。
年末にあれこれと工事をしていて、ある日ふと気になったのが、[ぴ]
時折、地下室から「ピッ」というハイピッチな音がする・・・。
ちょっとひねったような音でもあるから、これは、エレクトリックバルブに違いない・・・と勘ぐった。
下の部屋と上の部屋(とキッチン)に別々にサーモスタットをつけて、暖房を管理しようと言うシステム。そのために、電動で暖房用のパイプをスイッチオン、オフする装置をつけたのだった。
バルブから、変な音がする・・・と、ビルダーに言った。
「いや、バルブからじゃないでしょう?」と、なあなあに過ぎ・・・そういえば、バルブと言うよりは、エントリーシステム?と、ターゲットが移った。
エントリーシステムは、ブザーが鳴って、話をして、相手がウェルカムであれば、ドアを解除するシステム。(基本的に日本(田舎?)みたいに日中は空きっぱなしの家なんかないねえ。そういえば・・)ハンドセットがキッチンとベッドルーム階と、2つある。
そのシステムの一部が地下室の天井の真ん中にあるのだ。
なんだ、これが鳴ってるのか・・・と、今度はエレクトリシャンを呼んだ。
別用もあったからなんだけれど・・・
たまたま、彼が来た日にシステムの具合が悪くなり、ハンドセットから大きな音も出ていたから、やっぱりこのシステム、何かがおかしい・・・と、思い込んで・・・。
電気屋のおじさんは、いつものように世間話をしながら・・・のんびりタイプ。
システムの製造メーカーにも電話して、いろいろ聞いてみるが、わからない・・・。
「あれもこれも手を尽くしたけれど、お手上げだ。」
。。ということで(彼もちゃっかり騙されて)、そのうちに年も開け、だらだらと、「ピっ」の音も日常化して過ごしていた。
そうしたら、ここのところ、上の階のハンドセットからも音がする(と思っていた:笑)
なぜか、地下室の音は小さくなっているのに、上の方からは大きい・・・
こんなの、放っておいてはいけないなあ・・・
ローレンスなんか、電気の問題は火事を引き起こしたりもするかもしれない・・・とも言い出す。
そして、ローレンスもとうとう痺れを切らした。
うるさいから、電源を切るか、直すか、交換するか、どうにかするように段取りとってよ。
そこで、製造メーカーへ連絡。
そうすると、委託会社を教えてくれた。
委託会社に電話すると、担当者が足を怪我していて、もう1人はそのとばっちりで忙しいから、別の会社を紹介する・・・といわれ(それまでに2週間かかり・・・)別の会社に電話すると、内容的にうちでは分からないかもしれないから、別の会社を紹介すると言われ・・・3つめの会社から、電話がかかってきたのが昨日。(留守電に)今朝、連絡を入れなおすと、午後に来てくれる事になった。
ここまでの、すばらしく、たらい回しの、このシステム・・・
電気屋さんに見抜けなかった何かがあるのか?
そう思いつつ、来てもらったら・・・
???????????????????
「なんか、この音、ここからじゃなくない?」
「へっ??」
「ピッ」
「あ。ほんとだ・・・。ハンドセットからだと思い込んでたけど、違う・・・」
(そう。全く音の出所なんてチェックしてなくて、エントリーシステムからだとしか思ってなかった)
「これが怪しいー」と、スモークアラームを見つめるエンジニア・・・。
「いや、そうでもないか・・」といいながら、異様な空気の私たち。。。
エンジニアは、車から脚立を取り出して、天井についてるアラームに耳をつける・・・「うーん、違う」
私は地下へ行って、同じようにシステムの一部に耳をつけてみるが、やっぱり違う!!
でも音の出所はつかめず、上に上がってみた。
エンジニアがハンドセットをちょっと解体しながら、目をぎょろっとさせて、メッシュの引き出しの下を見て言った。
「あ。その白いの、もしかして、スモークアラーム?」
(メッシュだから中身がなんとなく見えるにしても、ちょうど手前にあるあたりがすごいのだ)
「うん。そうだけど・・・」
「これじゃない?下にもこれがない?電池が切れる前になったら、音がするんだよね、これ・・・」
そうだった・・・そうだった・・・ずーっと前に、妙な音がなるから、パソコンがおかしくなったんじゃないかと思ったことがあったっけ・・・。
でも、手元にとったとたんに、音は何故か止んで確認できず・・・
地下室に行って、あちこち引き出しをあけたら、入ってた・・・
もうひとつの、古いスモークアラーム・・・。(全改装の際に、メインコネクトになったから不使用)
手に取ったとたんに、「ピッ」
これやんー。
しかも、音がちいさくなった理由と言うのが、引き出しをちゃんと閉めたから・・・。笑
「コールアウトチャージは55ポンドプラスVAT」だったのだけれど、おにいさんも、哀れに思ってくれたのか、オフィスと話してくれて、10ポンド引きに・・・笑
ホンマに思い込みっちゅうやっちゃあー。
ローレンスにメールで報告。
その後電話が来て、2人で爆笑。
数年前の私だったら、爆笑できたかな?と思うのだけれど、(自分がゆるせなくて、悔しいとか、情けないとか、相手になんで不使用のアラームの電池を抜いてないん?とか、そういう気持ちで怒りが先立ったんじゃないかと思う)、今回は、50ポンド失ったって、爆笑あるのみだった。
そして、2人で電話口で大笑いして、ポピーもつられて笑って・・・。
なんて幸せな家庭なんだ・・・と幸せを噛み締める私。笑
思い込みというのは、ほんとにこういうもんだと教えてくれたのかな。
私たちが、無意識下でいろんな思いを思い込んでいることも、爆笑に値するくらいなのかもしれない。
勘違いして、勝手に怒ったり、勝手に泣いたり、
思い込んで、ぐんぐん、自分の世界にこもってしまったり。
ほんっまに、あほらしいことなのかもしれんわ。(標準語じゃないと心がこもる)
よく考えたら、なんで音の発祥地をしっかりと見極めていなかったのかとか、自分でも説明がつかないくらいの大ばかぶりで、3箇所もたらいまわしにされながら、シリアス感が更に高まって・・・と、すごいお膳立て。
気付いてても、数ヶ月アクションを起こさなかったというのも、人生を縮小した様。
起こるべくして起こったんだろうなあー。
50ポンドのワークショップ代、高くなかったのかもしれない。笑
#
by nu2meg
| 2009-02-19 08:08
| 日常