カビ地獄

いとこたちと、ワイワイ飛行機に乗って、インド帰るのが嫌だなあーなんて一言も言う間もなく、子どもたちがムンバイに帰ってきたのは、なかなか良かったーっと思う。

インドが嫌・・・という代わりに、5歳の息子はしきりにはとこたちに言っていた。
「あのね、インドはゴミいっぱいで、汚いよ。古いうちがいっぱいだよ。ストリートチルドレンとかもいるからね。」

どうやら、彼なりに覚悟しておいたほうがいいよ・・・という忠告らしい・・・笑

そして、約1ヶ月ぶりに帰ってきたムンバイ。
ローレンスの話には聞いていた・・・

ソファがカビてきた・・・とか・・・

いや、そういうレベルじゃないんじゃあ??
という、カビとのご対面〜。

うちには天然素材のものがたくさんある。藤のカゴとか、木の積み木とか、拾い集めたものとか・・・
カビ・・・カビ・・・カビ・・・
うーん、青カビチーズの匂いがする・・・という感じ。(腐ってるカビじゃないから、ピュアにカビの匂い。)

ちなみに、うちは2階とか地表に近いのではなくて、23階。

あああー。ありえない。。。
まじー。うそ〜。ここも〜。いやーん・・・もお、ありえれへんー! の連続。

まず、目に付いた、木のまな板。
洗ってすっきり?と思いきや、2日後にはもうカビ。
それじゃあ、漂白剤パワーで・・・と言っても、数日後には、もうカビ〜。

木の積み木は、漂白剤嫌なので、ティーツリーオイルを入れたスプレーで。
でも数日後には、もうクンクンしてる私・・・

約1週間後、諦めました。
その辺、冷凍庫行き。

手作りのウォルドルフ人形も、顔にカビー!腕にカビ〜。
丸洗いできるのが嬉しいね、手作り天然素材・・・
・・・って嬉しいレベルかどうかは置いておいて、毎日、あちこちから、カビカビを連れてきては、丸洗い。

ある日、ソファーの下を見たら、粉が・・・
ひえ〜。カビの粉が・・・溜まってる!
ソファーひっくり返したら、みっちりと緑。
MDFとかの湿気を含んじゃう素材が大好きらしく・・・

幸い、イケアの安物で、カバーされていない分、カビを直接取り除ける作りだから、ひっくり返して漂白剤込みのお水で拭いてなんとかすっきりしたものの、(数日後にはまた生えてるんだけど・・・)もう、あっちこっち。

革製品も、ベルトとか悲惨な状態。でももう、素材がどうというレベル以上に、達してたから、一度だけ使ったリュックサックとかも、なんでもカビ。

カビアレルギーがなくて良かったーってそればっかり。

モンスーン前、暑くって大理石の床すら生ぬるくてうわーって感じだったのだけれど、それがモンスーンに入って、大理石ひんやり気持ちいい・・・という状況になっていたので、エアコンなくても普通に過ごせる・・・という感じだったのが、よくなかったらしい。

モンスーン前は暑くてもエアコン控えめ大丈夫だけれど、モンスーンに入ったら、寒いくらいにエアコン入ってないと、カビるらしい。
ちなみに、除湿機も使ってて、1日に普通に10リットルくらいお水が集まるんだけれど、帰国した時は、除湿前が90%で、どんなに除湿しても80%という感じ。

それが、エアコンでドライ効かせて寒くしててれば、頑張れは70%くらいには下がるようになってきた。(それでもこんなってどんなよ?)

ただし・・・電気料金が日本の2倍以上する!
ちなみにエアコンは家に9台。
日本と違って、1日の気温差が3度くらいだし・・・

ああ、日本の空調システムが、きちんと閉まるサッシが恋しいー(どんなに除湿しても、いつの間にか部屋の中に土埃入ってくるサッシ、ちゃんと閉まってるはずなのに、ピューピュー音のするサッシじゃあ、意味ないよね)。笑

長く住んでいる人に聞くと、「初めての年はねえー」らしい。
そのうち、気にならなくなるとか、下準備をきちんとするとか・・・
ということは、このモンスーンほどひどいカビはもう来ないかもだけれど・・・

いやあ、何事も経験とはいうけれど、びっくり。
早くモンスーン終わらないかなあ・・・・(まだあと1ヶ月はある)

ちなみに・・・日本に帰った時に気付いたけれど、「今日は蒸すねえ」という言葉に、「え?蒸してる?」という感覚だった私たち親子。

ムンバイの蒸し蒸しの暑アツに相当体が鍛えられたらしく、ちょっとやそっとじゃ、蒸し暑さを感じなくなってました。そして、日本に帰ったら、体が乾燥するーとか思っちゃったりして、1ヶ月ほどいると足裏がガサガサになってきていたのだけれど、なんとムンバイに帰ってきたら2日でしっとり〜。笑

ここに慣れちゃうと、肌の保湿機能が甘やかされすぎちゃうかも〜。
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# by nu2meg | 2016-08-29 16:04 | インド

日本一時帰国

たった数ヶ月ぶりの日本。
日本が恋しいーっというところまで気分が高まっていないながらも、買い出しは必須だわ〜(笑)&、子どもたちにとっては「いつでも帰れる場所」であると感じてほしい。ということあって、2ヶ月の休みを有効活用すべく日本へ。

東京での滞在先は、吉祥寺に引っ越す前に住んでいたお家のお隣さんち。笑
ご飯作るから泊めて〜みたいな。笑

予想通りに綺麗な街に子どもたちも満足。
そして、娘は通ってた小学校に、息子は通っていた森のようちえん(野外保育)に3日間行きました。

息子はようちえんの場所、小金井公園について、自然の中に包まれて・・・
「なんだか、目から涙か出てくる。。。」

きっと、感情とか全て通り越して、魂が感動したんだと思う。
2年間の森のようちえんで、じっくりと身体に吸収していた自然の栄養が、知らぬ間に枯渇して・・・森に入った途端に溢れるように染み込んでいったんだろうなあ・・・涙

形のない、言葉で表現できない、自然の栄養。
当たり前にいただいていると、存在に気づかないもの。
なくなって初めて気づく、「何か」。

実は、新学期が始まってから、その「何か」の足りなさに息子本人が気付いてしまったようなのだけれど・・・

瞑想なんかして、間接的に取り入れる方法が必要なのかも・・・

娘も3日間の「自分がいなくなってしまった学校」をとっても楽しんだ様子。
ふたりにとって、とってもいい時間だったと思う。
帰ってきても、仲間がいて、新しい場所でも、自分の生活がある。
複雑な気持ちだろうけれど、懐かしい笑顔に会えるのって単純に嬉しいものだから。

東京では学校以外の友達や、兄家族とも時間を過ごし、実家へ。
私にとって何十年ぶり?の地元の夏祭り。
妹が子どもたちとやってきてくれたりして、ゆったり過ごして・・・

いとこと、その娘2人と一緒にムンバイへ戻ってきました。
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# by nu2meg | 2016-08-29 15:30 | 日常

モンスーン到来

(一気に書いちゃいます! 笑)

そしてムンバイに戻ったら、モンスーン。
すっかり雨、雨な日々に。

気温は33度から31度くらいに下がっていたけれど、体感温度は42度から31度とかだから、10度の差!涼しい!過ごしやすい!

なんだ、モンスーン、悪くないじゃないー!
なんて、最初は思ったのよね・・・・(・・・続く)

そうして10日ほどインドで過ごして、夏休み後半、日本へ!
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# by nu2meg | 2016-08-29 14:50 | インド

インドから英国を訪ねたら・・・

夏休みが6月にスタートし、終業式?(あったのか?ってくらいだけど)の後にさっさとイギリスへ10日ほど行ってきた。

まだまだ超暑くって、体感温度42度の世界だったムンバイ(気温自体は毎日33度前後なのだけど)から、涼しいイギリスへ。

今回久しぶりに、家族揃ってイミグレーションを通過したら、なんと!私のイギリスの永住権がまだ有効だと判明。(イミグレのスタンプの押し方でその有無がわかるらしいのだけれど、海外へ4年以上離れてしまうと、永住権が無効になるらしいと聞いていて、その一方で、ちょくちょく帰国していれば、有効かもしれないという噂も聞いていた。今回は、将来的に返ってくる気があるのなら調べてあげると言われ、有効なのが判明。

今後は、スタンプの押し方が変わるから(永住権があって、入国しますという印)本帰国が決まっても問題ないはずと言われた!(もし永住権切れていたら、家族がいても、子どもがいても、不動産持ってても、入国拒否だってありえるから、一度入国拒否を体験している私としては、このイミグレオフィサーが天使に見えた。笑 なんてったって、イギリスに本帰国するときには、ローレンスは仕事を辞めて無職で帰るだろうから、公立の教師ですらビザを取るのに十分な収入がないと見なされるような厳しい審査に通るのは結構難しいと覚悟していたから。)

日本に住んでいた時、イギリスに帰国しても、「懐かしい」の一言だったけれど、今回、インドからイギリスに帰ると、

「うわー。綺麗!ゴミがない!(日本よりは十分ある!)。緑が綺麗!綺麗な建物だよねー」

と子どもたちもイギリスを大絶賛。
身体中に自然の美しさが染み込むような・・・・(笑)

イギリスは寒くって、雨もたくさんだったけれど、モンスーン前のムンバイから来ていたら、ありがたいくらい、気持ちいい。もちろん、寒くて寒くて、現地の人がTシャツでいても、私たちはジャケット羽織ってないと寒かったんだけれど・・・笑

「今までと見えるものが違う。」

すべてのものが、どう見えるかは「自分の心」がどう見ているかなんだなとつくづく。笑
だからって、インドが嫌なわけでは決してないのだけれど、ゴミはごめんなのよ。

そして、義理の両親の家で私と子どもたちは 愛猫ナツメグとの最期の時間を過ごした。
ナツメグは私たちが滞在中には、私たちのベッドルームに来て夜を過ごしてた。結局その後、8月の上旬に息を引き取ったのだけれど、18−20歳だった。(レスキューホームからもらってきた猫)

今回、約2年ぶり(去年は網膜剥離で帰れなかったから)に私はイギリスに戻って久しぶりに会うナツメグは、体いっぱいを使って呼吸をしていたので、心臓大丈夫かな?と思っていたのだけれど、結局、もう心臓が寿命だということだった。

彼女は亡くなる数日前に、雨の中庭にずっといたらしいのだけれど、彼女が選んだのが、薔薇の低木の下。びっくりしたのだけれど、そこは、義母たちが飼っていた猫たちのお墓にもなっていたところで、きっとナツメグはそこで最期を迎えようとしたのだと思う。

その後、食べないことを選択したナツメグの覚悟を聞いて、覚悟ができているなら、あと一度クリスマスに会いたいと思っていたけれど、それは無理なんだなあと、安らかにあちらへ旅立ってくれることを祈った。

号泣していたのは、懐妊と共にナツメグに見守られていたポピー。
ナツメグは私が妊娠を知る前に、ちょうど懐妊と同時に私のお腹の上で寝るようになって、(それまでそんなことはなかった)妊娠期間中、1日も欠かさずにポピーと一緒に寝ていた。そして、ポピーの魂が身体に入ってきた時も(私の夢の中での出来事だけれど、ナツメグは感じていたらしく、すごいタイミングで早朝に大声でミャオーと鳴いたり!)

最後の最後に、スカイプでナツメグを映してもらって、私たちはお別れをしたのだけれど、本当にこの夏、ナツメグに最期に会えてよかった。きっと、最期に会えるのを待っててくれたんだろうなと思う。

話が飛んだけれど、義理の両親の家からロンドンへ行き、ホテルに3泊。
懐かしい友達に会って、それぞれ子どもたちの成長に時が経ったのを感じつつ、ロンドン観光もして、イギリスのユーロ離脱が決定したというニュースとともに、ムンバイへ戻ってきた。
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# by nu2meg | 2016-08-29 14:47 | 日常

インド式バースコントロール・・

夏休み前に知った驚愕の事実。

インドでは、女性が日本で言えば犬猫のような避妊手術をすることで、避妊するのが結構一般的だということ。

話を聞いていると、どうやら貧困層は未だに「貧乏の子だくさん」的な家庭が多そうだけれど、ちょっと学識があると「教育や子育てにお金がかかるから、子どもは1−2人で十分」と考える人が増えている。

だからと言って、そんな手術・・・

「うちはこどもは一人って決めたの」
「二人で十分だから」

そんな話を聞いていて、「いやいや、アクシデントだってあるかもよ」なんて返したら、いや、ありえないのよ。もう処置してあるから・・・・というので知ったのだけれど・・・

なんだかなあ・・・

そう思っていたら、堕胎方法までもが・・・
掻き出すのではなくて、毒殺・・・

どうやらタブレットを処方されて、妊娠を停止するらしい。
女性の体が軽視されすぎ・・・
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# by nu2meg | 2016-08-29 14:04 | インド

ヒンドゥー教とハーレークリシュナ

先日、ハーレークリシュナのお寺に行ってみた。 (これ、公開するの忘れてた!数ヶ月前の話です)
ただ単に、ローレンスが「面白いよ」というので・・・

ハーレークリシュナといえば、なんだか踊ってるヒッピーなイメージ。
ロンドンで見かけた不思議なヒッピーな平和的な・・・でもちょっと??な人は非常に浮世離れにすら見えたし・・

でも実際に、何なのかよく知らずに行ってみて、気がつけば、案内人が出てきたので、その案内人に色々と話を聞いてみた。

彼は「ハーレークリシュナは、宗教ではなくて生き方。そして全ての人にオープンである」と明確にいい、「ヨガの基本である心を澄ますこと」が基礎であり、「純粋に、平和を求め」、「自分の身体は魂の乗り物にすぎないから、神に尽くすのが人生」・・・といったようなことを言って、いろいろ見せてくれ、私はふむふむ聞いて帰ってきた。だって、そういう根本的な部分はその通り!と思ってしまうから・・・(でも、どうすれば、ここまで極端に生きられるのか?とか思いつつ)

肉食だけでなく、命のある種である、玉ねぎやニンニクも食べない。(インドにはジェナ教というピュアベジタリアンな人たちがいるけれど、彼らも同じ。)
アシュラム内で丁寧に作った(粉を手で挽いたり!)食事をみんなでいただく。
なんだか超平和的。(・・・でも、やっぱり社会からちょっと隔離されてるかもだけど)

なんで、いつも踊ったり歌ったしてるのかと聞くと、それは「天上界」の言葉は歌になり、行動は踊りになるからという。なるほど! (のちに、話の流れで、ボリウッドもだよねというと、むちゃくちゃ嫌な顔されたけど・・・)

お人形さんのようなクリシュナを始めとする神たち・・・
あの、インドならではの、ちょっと青味のかかった・・・
そう、祭壇はヒンドゥの神たち・・・
でも、厳密にはヒンドゥ教でなはいという。

うーん、よくわかないわ・・・

そう思って帰ってきていたのだけれど、先日、ヒンディー語の先生(すっかり、ドライバーさんと並んで、私のインド文化情報源)からハーレークリシュナの話をまた聞くことになって、なんだかちょっと見えた!(語学の代わりに、雑学ばかり入手中)

私の勝手な解釈によると、
ヒンドゥー教は、インドの土着の宗教。いろいろな神がいるが、それぞれの神は、それぞれの時代に存在していた神であり、すべては神の生まれ変わりの存在。ある時は、シヴァ。ある時は、クリシュナ。ある時はラーマで、ある時はヴィシュヌ。奥さんもパートナーとして常に生まれ変わりを共にする。そして、神の話はあちこちに実在していた話として残されていて証拠もあるので、インド人は実際に起こったことであるという信念のもとに、神の存在を信じている。

ブッダガヤで生まれたブッダもまた、かつてはシヴァであり、クリシュナでもあった、同じ魂。おそらくイエスキリストもそうであるということ。そう、全ての神はインドからスタート!神の国、インド!(と、ヒンディーの先生は言ってた)

神が多いから、多神教なイメージだけれど、実は1つの意識体(魂)。
ふんふん、なるほど・・・

でも、彼女も実はハーレークリシュナを知るまでは、深く神のことを知らなかったそう。
彼女は、ヒンズー教とハーレークリシュナを分けていない。

土着文化を体系化してその教えを広め、日常に深く取り入れた平和な生き方がハレークリシュナという見方をしていた。

ヒンドゥー教のいろいろな文化を受け入れる要素も、日本と似てるなあと思っていたけれど、一言で言えば、平和主義だったんだ・・・彼らが、普通に踊り出したりしちゃうのも、根にしみた文化背景なんだなあ・・・

ちょっと盲信的に踊るかんじ・・・は、インドだとうーん、ありかも・・・と思ってしまう。
日本人もお祭り好きだけど、ああいう踊り方はしないもんなあ。。

お茶目に踊るクリシュナと、クールに一人で佇むブッダの違い?
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# by nu2meg | 2016-05-18 00:45 | インド

ドライバーさん

インドの都心部において自分で運転する・・・・という外国人は自殺行為なようなもの・・・
まあ、とにかく交通量も凄ければ、ルールがないんじゃないかというような感覚にも襲われる。
実際に、逆走してる車にも出くわすし・・・
急に、オートリクシャーとか飛び出してくるし・・・

クラクションが延々と鳴り続け、ブーブーうるさいなあーと思ったら、自分が乗ってる車が延々とブーブー言わせていたりする。

クラクションなしだと危険という認識の元だから、確かに道を歩いていてクラクション鳴らされることはしょっちゅう。「危ないよ」というよりも「通るからね」に近いあいさつなのかもとも思うけれど、まあ、必要以上にクラクション。「はい」は一回でいい・・・というように、「クラクションは一回でいい」と言いたくなるくらい、「ピピピー。ぴっぴー。ピー、ピー」と繰り返される。

会社がレンタル会社を通して用意してくれていたドライバーさん。
第一号さんには、お目見えする前に、主人に交代させられていた。

なんでも、英語は喋られるものの、執拗に喋りかけられたらしいし、「あのお店に連れてって」と頼むと、「いや、もう閉まってるよ」と勝手に閉まっていることにして、さらに嘘の電話までかけて、一人会話。
「ああ、オタク何時まで? そう?わかった、7時までね。」という具合で、閉まっててもいいから連れて行けと主人が強制的に連れて行かせたら、しっかりお店は9時まで営業してた・・・みたいな風に。

そして第2号さん。下見の時にお世話になって、よかったなと思ったのは、息子が車の中でゲロってしまった時、嫌な顔せずに対応してくれたところ。でも、英語があまり通じない。そして通じ方がやっぱりちょっと都合がいい。それに、主人がいる時と、私だけの時はちょっと態度が違うように感じる・・・

うーん、どうしよう・・・この人・・・個人的に雇う?

見るからに、あまり幸せな幼少時代を過ごしてなかったのかなと感じるぶっきらぼうな人相で(失礼だけどそう感じた)、どうせなら毎日見る顔は、穏やかな気持ちになれる人がいいなと感じていて・・・

実際に悪い人ではないとは思うけれど、ちょくちょく気になる点が見えるたびに、うーん・・・とうなってしまった私。

決め手は、私が現地ツアーに参加した時、電話持っていなかったので、帰りのお迎えの電話を、ツアーガイドにお願いしたのだけれど、その時がなんだか嫌な対応で・・・迎えに行くと言ったと思ったら、なかなか来ず、おまけにタクシーでも拾って車のところまでくればいいんじゃないの?というようなことをツアガイドに言ったらしい。

ガイドさんは、最初はまあ、ドライバーにも色々いるとは思うけれど・・・きっといい人だとは思うけれど・・・と言ってくれていたのだけれど、ドライバーが現れて、その時の態度(ほぼ無視という態度)でプチっと切れたらしく、別れ際にこそっと「ドライバーまだ確定してないんだったら、替えた方がいいと思うよ」と一言。

電話でしゃべったのだから、一言「どうも」でも会釈でもすればいいものを、自分には関係ないという傲慢な態度に触ったのだと思う。(多分、身分の高い人や知っている人に対しては、腰低くいい顔するけれど、低い人や自分に全く関係ない人に対しては、傲慢な態度・・・)そして私だって、そんな人はちょっとなあ。と思ってしまっていた。ちなみにツアーガイドさんは、スラム育ちなのだけれど、すごく礼儀正しくて社会にも公平な目を持っていて、話をしていてすごく好感が持てた、心が綺麗な人だった。

そもそも、ドライバーが必要なのか?
こんな渋滞を生んでいるのは、個人車が多いからなんだから、タクシー使えばいいじゃない?
学校にもスクールバスあるし・・・毎日そんなに使う?みたいな。

それでも、やっぱり総合して考えれば、ドライバーはいた方が絶対に便利だし、そうでなければ困ることも多いというので、ドライバーを雇う方向へ・・・

そんな時、会社で異動する人のところのドライバーさんは?という話になり・・・
うちのドライバーさんはすごーくオススメだよ!というドライバーさんに会い、即、そのドライバーさんにお願いすることにした。

英語も喋られるし、とっても礼儀正しい紳士。
英語喋れると、おしゃべりなインド人は噂話とか色々始めちゃって不都合なところもあるよと聞いていたので、どうかなと思ったけれど、彼なら大丈夫。誠実さが滲み出てる。

こっちから話しかければ、色々おしゃべりしてくれるけれど、不要には話しかけてこない。
降りるときは、ササっと先に降りて、ドアを開けてくれるし優しい笑顔。
やっぱり目が優しい人はホッとする。
運転も丁寧でやたらクラクションは不必要に鳴らさないからホッとする。


先日は街中で、あの白い衣装の人は特定の宗教?と聞くと、ピュアベジタリアンの服装だよと教えてくれた。その流れで実は彼は仏教徒なんだということも分かったのだけれど、「でも神は神。どんな宗教の神でも自分にとっては神だと思う」と一言。

今日は、ドライバー歴を聞いたら、結婚以来22年。実は今日は22年の結婚記念日なんだと。
何か特別なお祝いするの?と聞くと、「いやいや、毎日が特別だよ。」
何だー。この素敵なドライバーさんはっ!
ああ、彼に決めてよかったー!
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# by nu2meg | 2016-05-15 12:24

water kingdom 屋外プール

water kingdom行ってきました。アジア最大級の遊園地&プールだそうで・・・ 私たちは、フェリーで横断コースで行ったのだけれど(車だとかなり回り道になるから)、船着き場に着いた途端に、くさい・・・ ああいう水辺ってゴミが半端じゃない。帰りには潮が満ちててほぼ歩かなくてよかったけれど、ああ、だからゴミだらけだったのかと納得の汚さだった。(それでも、めぼしそうなものを拾い上げているおじさんもいたけれど・・・目ぼしくないものは、放置されるから、正真正銘のゴミが半永久的に残されるのね・・・

船着き場から見えたのが、黄金に光るパゴダ。
どこにあるかチェックしてなかったから気づかなかったけれど、vipasannaのpagodaー!ああ、子どもに手がかからなくなったら、行きたいなあー。瞑想コース・・・アユルヴェーダやヨガリトリートも、行きたいなあー・・・笑 でもまさか、超うるさいだろう遊園地の隣とは・・・

そして到着。
ネットで予約してたけれど、やっぱりあれこれ時間がかかって、ようやくプールへ。。(娘はもう身長の区切りで大人料金。それでもここには、インド人価格、外国人価格という2料金システムがないのでそんなに高くない。年3回分チケットなので余計に)

ロッカーは有料だけど、バーコードかざすと開錠するハイテク。(でも日本ならもっと美しいはずだから、このギャップがインド。かざす部分は30ロッカーに一個みたいな感じ)

いざ、波のあるプールへ!
って、すごい波なんですけど・・・むちゃくちゃ、大波!
そして、おきまりの爆音ディスコミュージック。

一応、ライフガードの人が笛吹いて指示したりしてるけど、笛もほとんど聞こえない!
さすが、爆音慣れしてるから、気にもならない様子・・・

でも、楽しい!
ここは、アクアビクス教室か?というくらい、みんな同じように踊っているノリノリの音楽とかもあって、見てて笑える。

波が終わったら、急にシャワーがあちこち・・・とか。

スライダーも充実。こども用と大人用に分かれれるけれど、ファミリー用もあって、みんなで転げて落ちてたり・・・集団の若者が転げ落ちてたり・・・安全性を第一にするという視点ではないことがよく分かるスリル満点な感じ。笑

大きなバケツに水が溜まって、たまりきったら大量の水が落ちてくる場所があって、20人くらいがそろそろ来るぞーっと待ってて、キタキター!みたいな場所も。

ゆったりと流れるプールは、浮き輪に乗ったまま、プカプカゆられる場所で、水中に降りると注意され、とりあえず、一周のみで交代という感じのシステム。

こども用も大人用も充実。
飲食物は持ち込み禁止(入り口に無料で預ける場所あり)だけれど、食べ物も充実。(なんと娘が初めてタリにも挑戦!)遊園地にありがちな、インスタント的な食べ物じゃなくて、普通にいろんなインド料理屋さんや、焼きとうもろこし、ポップコーンなんかを、普通に安く売ってる。

かなり満喫。

夕方に波のプールに戻ったら、そこはライブ音楽で盛り上がってて、朝以上にノリノリだった・・・
大合唱もしてたりするし、踊りっぷりも凄い。もう、私なんかはピープルウオッチングが楽しくて・・・
その一方で、息子はというと、朝からそうであったし、プラスαに盛り上がっているインド人たちに可愛がられまくり。

インドでは、なぜか「かわい〜」とこどもに寄ってくる時、ほっぺをぷちゅっとつままれることが多い。(うちの子のほっぺが大きいから特にだったりする?)

とにかく、このプニュ攻撃、昨日1日で軽く30人以上にされてたけれど、夕方のプールでは5人くらいの若い女性から、キス攻撃まで受けていて・・・何が何かわからないけれど、囲まれて、キャーキャー、プチュプチュ。プールだから、水をかけられたり(フレンドリーにだけれど・・・) ご本人は、何だ何だ???放心状態。笑

まあ、そんなに嫌がってなさそうだから・・・と放置する母も悪いかもだけれど・・・
荒い波も、その頃には、息子は一人で浮き輪と一緒にゆられまくって楽しんでた。(自分は一人で大丈夫だから触ってほしくないと私から逃げるも、誰かしらインド人に囲まれるという具合に)

そういえば、ちょっと失敗したのは、水着。
普通の水着だと女性はかなり目立つ気がした。
(自分以外に、普通の水着の人は見てない・・・こんなに外国人も多いムンバイなのに、西洋人一人も見なかった)

というのも、インド人女性は肌を露出しないという文化から、ほとんどの大人女性は、速乾Tシャツにスパッツ的ないでたち。普通の水着なのは、幼い女の子くらいで・・・ 男の子なんて、普通のパンツやん・・・ってくらい、海水着着用なく入ってる。

注意書きがあったけれどね・・・速乾性でない、サリーやクルタなどでの入水は禁止です、ここでもレンタル&販売してますと。
でも、思いっきり無視して入ってるし・・・。

そして嬉しかったのは、水温。
まるで、温水プール! 
さすがはインド。暑いから、水温グングンあったまってる。

時折スコールのようなシャワーが飛んでくる・・・というそのシャワーは確かにちょっと冷たいから、顔に当たるのは気持ちいい。そして、キャーキャー言いながら、そのスコールのシャワーを浴びて、踊るインド人たちを見ていると、この勢いで、モンスーン期にキャーキャー言いながらスコールを浴びるんだろう・・・と想像できる。しかもその気持ち、何だかとってもわかる気がした。(冷房生活のアッパー生活者にはわからないはず)

普段、屋外プールでも海でも、ずっと入ってると寒くなるから、早く帰りたくなるけれど、全くそれなし。
いつまでつかっててもちょうどいい。笑  
これ、ポイント高いわ〜。
子どもたちもすごーく楽しんでました。

どうかなと思ったけれど、目が赤くなったり、お腹壊したり・・・もなかったから(笑)プールの水も大丈夫だったかな? 笑
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# by nu2meg | 2016-05-15 12:23 | インド

一回目はリップサービス

インドに来てあっという間に1ヶ月半。

とことん。。。1度目でバシっと決まることが無い。

2週間待ったダイニングテーブルは、届いた時には壊れていて、その場で返品。
仕上げの質が思った以上に悪かったので、キャンセルしたけれど、1ヶ月経っても返金されてない・・・

注文した家具などは、配達されたらその日のうちに組み立て・・・ではなくて、数日後に組み立ての人が来るというのが普通らしいから、せっかく届いても使えるまでに時間がかかるのが普通。(そうでない会社もある)

除湿機も注文したら、壊れてたから交換。(インドにもアマゾンがあって、意外に便利!もちろん日本ほどの特急サービスではないけれど)

レンタルしている車も、不調のため交換。

インドには珍しく、うちのフラットの大家さんは、不具合を伝えるとすぐに工事の人を送ってくれたのだけれど、その仕事ぶりは・・・10分あれば・・・という口先の言葉とは裏腹に、数日に及びんだ。

そういえば、家に来てもらっているヒンディーの先生も、一回目の約束は日程間違いしたらしく、来なかった・・・

髪の毛切っても、ふと見たら、左右差に気づいたから直してもらった。

合鍵作るのにも、三回やり直しというのはもう触れたけれど。。。本当にまあ、全てがその調子。

でも不思議と苛立たない私。
インドへの期待感のなさが、そうさせているのか、イギリスのサービスよりも下だと覚悟してきているから、そんなもん、そんなもん・・・と思えるのか・・・

娘ですら言う。「まあ、インドだからね、仕方ないよ・・・」と。笑



ちなみに、ヒンディー語・・・
主人の会社からレッスン受けていいよと言われたので、せっかくだからサバイバルフレーズくらいは・・・と思ってスタートしたら、その先生はアルファベット抜きにフレーズ覚えても、忘れるだけだから・・・と、譲らない・・・

結局、まあやってみるか・・・とヒンディー語の象形文字みたいなアルファベットから習っているのだけれど、発音が凄すぎる・・・ほぼ、濁音。日本語だとダな音も、数通りあって、腹式呼吸で腹の底から発音するような、あまり上品に聞こえない音がたくさん・・・しかも、聞き取れない! 何が違うのー!!ってくらい。

44歳の脳みそには、十分すぎる脳トレ。
そのうち、脳が文字と認識する日が急にやってくるんじゃないか??とちょっぴり自分のシナプスの進化?に期待しつつ・・・ 書けと言えればかけても、自分が書いた文字を急に読めと言われれば、また別で、さらに聞き取って書けと言われれば、それも別・・・言語を学ぶってすごい脳トレ。

ただ、文字を書くのは可愛いからいい感じ。
母音と子音、その組み合わせで規則的。
ちなみに母音の段階で、あ、あー。い、いー。う、うー。え、あえー。お、あお。あん。あは。のバリエーション。
じゃ、じゃー、じ、ジー、じゅ、じゅー、ジェ、ジャエー、ジョ、ジャオー。ジャン、ジャハ・・・って風に。
子音は、厳密には30近いらしい・・・

だから、覚えないといけない部首的には、40そこそこだけれど
音としては、日本語が50音に対して、300音以上って計算に・・・

でも、やっぱり言葉というのは、その文化の基礎になっていたりするので、法則の中に文化が見えたりして面白い。(レッスン中、雑談ばかりしてる私・・・)

例えば、音を表す日本語の 雨がザーザー降ってくる・・
ヒンディーでは、ジャムジャムらしい。(電車の音も、ジャラジャラつけてるジャラジャラも・・?)

この強引に自分の言葉に翻訳しちゃって事実の音と全く違うあたり、日本語と似てる気がする。
文法の順番も同じらしいし。

ちなみにインド国内で喋られている言葉は、なんと2000語とか?(国も巨大だし)
日本でも山があると、そこで方言がこもって特殊になり、その部落にいる限りその方言で・・・という感じだけれど、それだけもともとコミュニティー意識(村意識)が強い社会なんだろうなあ・・・ただ、そのそれぞれの言葉は、まったく違うらしい・・・それってすごいこと・・・さすがは多様性に富んだインドだなあと思う。

結局、英語で通じちゃう環境にいるので危機感も全くない中、いつまで続くやら?
サバイバルフレーズくらいにはたどり着けるかな?
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# by nu2meg | 2016-05-14 00:37 | インド

スラムツアー

数週前に行こうと思っていて行けなかった、スラムツアーに行ってきました。
メモとか取ってないので、記憶がすでに??だけど、曖昧ながらも覚書兼ねて。。。

行ったのは、ダラヴィという世界で第二の規模のスラム街。
人口は100万人!面積はニューヨークのセントラルパークの半分でサッカースタジアムが40個とか言ってた気がする。大きい!けどそれ以上にすごい人の数!ということで、人口密度の高さも世界一規模。

ちなみに最大規模のスラムはというと、パキスタンのカラチにあるらしく、形式的には似ているらしい。

スラムには政府に認証された公式スラムと、無認可スラムがあって、ダラヴィは前者。
インドでスラムの定義は何かというと、「公の土地に建てられた住宅街」らしい。

公式だと、政府から「いてもいいよ」と認められているので、立ち退きは無し。だから建物の素材はコンクリートなど、普通の家に近い。住人として住民登録もされるから、学校にも行ける。

でも無認可だと、いつ撤去を強いられるかわからない。木を組んでカバーが掛けてあるだけの家に住んでいたりするようなスラム街は、明らかに無認可タイプ。住民としても認められていないから、子どもたちはストリートチルドレン扱い。

そしてその線引きは・・・2000年に存在していたか、していなかったか・・らしい。
ダラヴィの一番古い家は130年?とか言っていた気がする。それくらい歴史は深い。

スラム街は大きく、工業エリアと住居エリアに分かれている。
工業エリアに住んでるのは、基本男性と男児くらい(児童の就労はまだある)。彼らは地方出身の出稼ぎ組で、モンスーン期には家族の田舎へ戻るらしいけれど、工場で働き、工場で寝る。工場で寝れば家賃がかからないからというのが理由で、オーナーとしても工場に寝泊まりしてもらえば、朝も遅れないし夜も誰かがいてくれる方が安心というわけ。
そして1日働いて300ルピー(600円)という賃金で、居住地の家賃である3000から4000ルピーは支払えないというのも理由。職種によって、出来高制の縫製業などだと、500ルピーくらい稼ぐ人もいるそうだけれど・・・

基本は、すべて日雇い的な感じ。オーナーはもともとスラム出身だけれど、商売が繁盛したらスラムから出て生活する人が多いらしい。

スラム内での職種は1万ほど・・・というくらい、いろんな職種があって、みんなそれぞれ生活を立てている。中でも大きいのが、リサイクル業。

ムンバイにゴミの分別などあるわけもなく・・・そういう行政が全く手をつけずに済んでいる理由? もしくは行政がスラム街にさりげなく依存してるのかもしれない・・・ゴミをあちこちから集めてきて、例えばプラスティックの場合は手作業で分別、機械を使って砕いて、手作業で洗って、手作業で屋根に干して、色をつけてリサイクル品の原料を生産する。山積みにあちこちに集められたゴミの山・・・

塗料の缶は、高熱で焼いて残ってる塗料を燃やし飛ばし、缶の形を整えれば、新品同様で使える・・・ということで、リサイクル。でもこの塗料を焼くという作業、熱いだけでなく、かなりの有害物質を出すために、明らかに、そのあたりで仕事する人は健康を害す。

それでも、仕事がないよりは・・・と、その仕事をする。
訪問時はたまたま燃やしていなかったけれど、2−3分も通りに入ると、かなりキツイという状況らしい。そしてたまたまそこにいたのは、若い青年だった・・・

その他にも、ベーカリーや、鞄屋さん、革製品を扱う仕事なども垣間見る。
皮に至っては、なめし作業というやはり非常に有害物質を扱う工程があるけれど、その部分だけはあまりに有害なために、今は地方で外注作業ということになっているけれど、リサイクル同様、国内のかなりの割合でそのダラヴィ内で生産。できた革製品は、海外にも輸出されているらしい。

・・・ということで、スラム街は、なんと工業地だったのです。
安い賃金で働く労働者の・・・

なるほど。
ムンバイ人口の60%がスラムに住んでいるのもおかしくないわけだ。

そして居住地区はというと、それはそれは、入り組んだ迷路のような細い細い、人がすれ違えないくらいの隙間の道の両側に、5畳ほどの「家」があって、梯子のような階段で2階建てになっていて、2家族住む感じ(2階は大抵家のオーナーらしい)

そして、そこの住人は、街へ仕事に出かける。
そのツアーガイドのように、地域活性化の仕事をしている人もいれば、普通に会社員も、医者だっているらしい。女性はメイドさんも多いという。

つまりは、居住区に住んでいるのは、普通の人。
子どもたちは、スラム内にある学校に通っている。大人の女性の識字率を聞いたら、多分30%くらいかなということだったけれど、子どもたちは80%くらいだと思うということだった。

スラム内には普通にお店もあって、その中から出ずに生活が十分できる。
子どもたちは、人懐っこい笑顔だったし、スラム内には物乞いもいない分、通常の街並みの風景よりもなんだか清々しい印象すらあった。(物乞い自体、昔よりはかなり減っていると思う)

犯罪率というのも、特に高くないらしく、その理由としてコミュニティー意識の高さだと思うということ。みんながご近所さんで、お互い様で生きている感。ツアーガイドさんもそうだけれど、本当にいい感じ。
社会のシステムに文句がないわけではないけれど、日常の仕事で忙しいし、自分の置かれた立場でそれぞれが頑張っている感じだということも言っていた。

ただ、ほとんどの家にはトイレがなく、スラム内に自宅にトイレがあるのは1%。政府が建てたちょっと高層の集合住宅にはあるらしい。ほとんどの人は、政府が作った公共トイレに行くのだけれど、一つのトイレは1にちに200人以上が使う・・・というくらいの繁盛ぶりで、いつも混み合っているとか。そして、モンスーン期にトイレの流れが悪くなり、氾濫でもすれば、一気に感染病が広がるという悪環境らしく、これが有害物質とともに、スラムの大きな課題らしい。

また、集合住宅は、政府が作ったものの、入居希望者が少ない。
個人宅になることで、プライバシーが守られそうなのに、そうすることで、一気にコミュニティー意識がなくなることというのも、一つの要因らしい。

また、一階を貸せているオーナーにしてみれば、アパートに入れば収入源がなくなるから条件が悪いということもあるらしい。だいたい、居住区に住んでいる人たちは、代々住んでいて、コミュニティーが好きだという感覚でいるので、安くてコミュニティー感のあるスラム街を出たいという気持ちが、私たち外の人が思うほど、強くなさそうだった。(前にお世話になったツアーガイドさんも、結婚したから結局スラムを出たけれど、あまり離れたくなかったと言っていた)

ただし、政府としては大きな敷地を陣取っているスラム街を、コンパクトな高層住宅にまとめて引っ越しさせたい計画があるらしい。その際に工業側は、工場を作ってもらえるのか?と聞いたら、そうなったら工場はもう少し地方に・・ということだった。100万人の8割が賛同すれば・・・・って、ほぼするわけないだろうなあという計画なのだけれど・・・

とまあ、こんな感じで、スラムと言っても貧困層が貧しさを悲観的に捉えてボーッと毎日を過ごしているわけではなく、ごくごく普通でインドらしい風景だった。

一言で言えば、公営住宅地。
安く住める公営住宅に住居を構える。
ただそれが「スラム」という括りなだけ。
そんな感じだった。

でも政府が建てたわけではない住宅地だから、厳密には公営住宅ではない。
住民の意思で作った街に、昔ながらのビジネスがあり、さりげなく政府もそれに依存もしている・・・(政府がリサイクル業者を買収して、国政として補助すれば、彼らの労働環境も、道路や公共エリアの環境も、ゴミ収集の分別だって、もうちょっと上手く循環するんじゃないかと思った・・)

社会保障というシステムがないインドだからこそ、自分たちで工夫して低所得者でも生きるために働く。
イギリスの、甘やかし福祉(社会保障のシステムを逆手にとった非労働者たち)とはえらい違う・・・

外部者の勝手な言い分だけれど、汗水流しながら、清々しい笑顔で日々のために働いている人を綺麗だなと思った。

ツアーを運営しているのは、非営利団体
ツアー料金の8割はコミュニティーに還元されている。
本当にいい仕事しているなあと思う。
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# by nu2meg | 2016-05-06 01:41 | インド

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


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