頑張れ、池田幸代!

露骨なタイトルだけれど、大学時代からの友人、池田幸代が、神奈川県の藤沢市で出馬しました。

彼女にとって初めての選挙ではないのだけれど、だからこそ、頭が下がる思いがする。そして頑張ってーっとエールを送りたくなる。

私は頑張る・・・ということばを日常に使わなくなって久しい。
それは、もう常にがんばってるんだから、これ以上無理して頑張る必要はない・・・と思うから。本当に特別な時しか使わない・・・。
でも、今回の幸には、頑張って欲しい。

 頑なに、根っこをしっかりと張って・・・
 つまり、何があっても、ゆるぎない、自分のままで、自分を信じて・・・欲しい。

選挙と言うからには、そこには政党という組織があって、勝ち負けもある。
個人の力ではどうにもならないものもあると思うし、個人の意図だけを通せないしがらみもあると思う。全ての人に好かれようと思っても、競争だからそれは当然無理。根っこをほじくろうと企む人の声に全てに耳を傾けていれば、根っこが腐ってきてしまう。

だからこそ、しっかりと根っこを張って・・・頑張って欲しいと思う。
そして、他人の声は無視せずに、葉っぱで聞いて、不要だと思えば、バサバサ落としていくような感じで、そこからまた新しい枝葉を伸ばして言って欲しいと思う。全ては糧になるのだから・・・。


私は大学2年終了時に、1年間休学しているので、大学生活はとっても中途半端。卒業式さえ、船に乗船中で出られなかった。大学は高校規模の社会福祉単科大学(日本社会事業大学)だったので、休学後は常に新しい同級生に『先輩』扱いされたし、現在続いている大学時代の友達との交流も、結局は最初の2年間、一緒に寮生活をした仲間達くらい。幸(さち)はそのうちの1人。

大学時代の彼女は、今よりももっともっとシンプルに直球だけ投げるタイプだった(同類!笑)。でも、人は滅多な事で本質まで変えてしまえないので、きっと今でもそんな素直さをずっと持ち続けつつ、社会にもまれて少しは変化球が投げられるようになっているような気がする。

大学時代から、幸は時間をつくっては新宿に行き、野宿者のボランティアをしていた。
私も何度か参加させてもらったことがあるけれど、地道なボランティア。
飢えをしのぐための、ゆで卵を配っていたら、『馬鹿にしやがってー!』と怒られた事もある。

道行く人の冷ややかな目も、ダンボール側から見た『社会適応者の街』の様子も、わたしはチラッとしか垣間見ていないのだけれど、少しながら良い体験をさせてもらった。さちは、そのボランティアを、卒業しても、就職しても、忙しくても、ずーっと続けている。
誰に頼まれたわけでもなく。

ホームレスというのは、家が無いだけじゃない。
社会から自分を隔離した人。
それぞれには、それぞれの過去があり、シェアしたくない、辛い思い出があり・・・『信頼』という言葉を消し忘れた人々。

でも、彼ら、彼女達に、さちは『信頼されている』と思う。
つまり、さちたちの活動によって、少しずつ、痛んで凍りついた心が溶け、『信頼を取り戻せている』人がいる。そうして、『もう一度社会で頑張ってみるか・・・』と思い直す人もいる。

そういうのを、シンプルに、すごいよーっと思ってしまう。
彼女にはそういう『心をつなごうよ』という意識が高い。
いろんなジャンルの人と、目線を合わせられる人。
どんな人に対しても、決して上から見下ろさない人。


野宿者社会には現代社会の縮図がある。
ホームレスというのは、シンボリックな存在。
   心を痛めた人々の存在。

その背景には、家庭・教育・貧困・・・もろもろの現代社会がある。
みんなまるごと、スピンにかけられて、その中心軸に一生懸命にしがみついている人は、とりあえず、頑張れるのだけれど、もう駄目だ・・・と手を離してしまった人は、自分の居場所を見失ってしまっている。元いた場所すらわからない・・・。

家族と言う絆がある人は、しっかりと手を握り合える人がいるけれど、絆の無い人は、どうしてもツルツルの軸から滑りやすい・・・。誰かのために頑張るということも、親に申し訳ないという気持ちも、なくなって、居場所がなくなってしまう。

あくまでもシンボリック・・・だから、実際にはホームレスではなくても、同じような状態で、家だけはある人もたくさんいると思う。通常の会社人として生活している人も、不気味な犯罪を犯す人も・・・『社会的な病』に犯されている人があちこちにいる。


さちが、ボランティアを辞めない理由を直接聞いたことはないけれど、彼女の草の根活動が、10年以上の年月を経て、彼女に訴えているものが、彼女を今回の再度の出馬にまで追いやったのだと思う。


さちはこの数年、議員秘書という仕事をしている(現在は衆議院議員、社民党の阿部知子氏の秘書)福祉出身で議員秘書なんてしている人はあとにも先にも、彼女だけだと思う。そしてそんな友達は私には彼女くらいだろうと思っていたのだけれど、偶然にも別の友達が別口で議員秘書の仕事をしていたことを最近知った。彼はもうその仕事は辞めたのだけれど、政治の道に何故すすまなかったのかと聞いたとき、一言言った。「もともと、ドロドロの世界だとは分かっていたけれど、本当に汚い世界だからねえ・・・。」

それを聞いたとき、ふと、さちはそうは思わなかったのかなーっとも思ってみた。
大学時代の別の友達は、さちが最初に出馬すると聞いた時に、「さちみたいな一生懸命でピュアな人が、政治みたいに汚い世界でやっていけないんじゃないかなー」と言ったのも思い出した。

私は、さちみたいに、ピュアだからこそ、これからの社会に必要とされていると心の底から今でも思う。


政治家になるには、モーティベーションが必要だと思う。
 1)富を得るため
 2)名声を高めるため
 3)社会の変革を手中で治めると言う快感を得るため
 4)社会の幸せを願うから

1)が高かれば、公約は後からついてくるもので、4)が高ければ、選挙が後からついてくるもの・・・。そして、4)だけで出馬するような人は、なかなかいないのではないかと思ってしまう。
だって、選挙にはお金もかかるし、ストレスも伴うし・・・。1)-3)に興味が無ければ、失うものの方が大きいだけ。

でも、さちは、どう考えても 4) だけのモーティベーションで再度の出馬を決めたんだと思う。

無名で、一流大学を卒業しているわけでもなくて、35歳の女性で・・・
と聞くと、あまり頼りがなさそうだけれど、そういう肩書きだけじゃなくて、彼女の人柄が多くの人に伝わればいいなあーと願わずにいられない。


いろんな人がいる社会。
その中に、幸みたいに頑張っている友達がいることを、誇りに思うし、励みに思う。
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by nu2meg | 2007-03-30 07:04

アイロンと心のゆとり

b0027781_6114754.jpg今日は2つ続けて。しかもまた偶然にも?「アイロン」ネタ。(写真は、2人がお散歩して帰ってきたとき。いつもポピーは郵便受けのところから、家の中にいる私を確認する)

セルフヒーリングのクラスに行っていた時、強烈に印象に残っている事がある。

「旦那のYシャツのアイロンがけを、妻だからと言う理由でしなければいけないわけじゃないから、それは旦那さんにさせなさい。」

あのクラスに通ったのは多分7年ほど前なのだけれど、その夜に「かくかくしかじかで・・・私はもうアイロンがけはしないからね。」宣言した。

なぜそんなことになったかと言うと、私が「忙しくて自分の時間が無い」と口にしたのが発端。先生はすかさず、「何が忙しいの?」

当時フルタイムで仕事をしていたから、「仕事に行って、家事もして、・・・・アイロンがけだってしないといけないし・・・」

すかさずに突っ込み。『誰のシャツのアイロンかけなの?』
「主人のです。」
『なんであなたが、ご主人のシャツのアイロンをかけないといけないの?あなただって仕事をしてるんでしょ?』
「いや、でも私は主人の半分もお金を稼いでないですし、彼の方が私よりももっと忙しい仕事をしているから・・・」
『そんなのは、ご主人の問題よ。あなたは自分が忙しいと思うところに、更にご主人のアイロンかけをする必要はないのよ。』

クラス中のみんなは、「そうだそうだー。そんなの信じられない。そんなのするほうが可笑しい」と言う。かなりのカルチャーショックだった瞬間でもあるのだけれど、先生の意図が深く解かったのは、なんと昨夜だった。


実は仕事を辞める時に、アイロンかけは私がするよ・・・と再度アイロンかけを担当もしていたのだけれど、それもポピーが生まれるまでの話。この家に引っ越してきてからは、昨夜が初めての『アイロンがけ』だった。

理由は、ローレンスが忙しいとはわかっていて、でも週末だからとポピーのお世話をして欲しいと、強く願望している自分がいて、『休みの日くらいもっと手伝ってよ!』と言った後、『休みが欲しいのはお互い様』だと深く気付いて反省したから(笑)

そして、たまには、私がやってあげよう・・・と、アイロンをかけながら(ローレンスはいつも日曜の夜に5枚アイロンをかける)、あんなこともあったなーっと、上記のアイロンかけを巡る議論を思い出し、一方でアイロンをかければピッとキレイになっていくのを快感に思いながら、自分がブログのコメントに残した『大切にする事が何よりも必要だ』と言うことに繋がっていった。

1枚1枚、丁寧にアイロンをかけて、忙しい旦那の仕事をねぎらうこともできれば、面倒くさいなーっとため息混じりにネガティブな気持ちを悶々と込めてアイロンをかけることも出来る。

当然のことながら、愛を込められたシャツを着れば、仕事ははかどり、ため息の詰まったシャツではため息が倍増しそう。

あの時、先生が私にアイロンかけをするな・・・と言ったのは、わたしが『ため息交じり』のアイロンがけしかできないくらいのゆとりしかなかった時だと解かっての話だったと気付いた。


タロットカードに、6ペンタクルズというのがある。これは、チャリティーカード。基本的には『与える』カード。カードにポジティブもネガティブも無い。どちらかに偏ってしまえば、どちらにでもなりえるから。

やりたいことをしているとき、私たちは「それをする」というだけで、心が満たされるから。どんなに与える事も苦にはならない。

でも、やらなければならないことをするとき、「なんで私が?」「私だって忙しいのに」・・・と言う感じで、同じ事をするのであっても、それは時に苦になる。

最初はボランティアで始めた事も、いつの間にか、それが負担になってしまうようであれば、それは辞める時期。私もいろんなボランティア活動をしてきたけれど、ボランティアはあくまでも、『自分から進んですること』なのだから、それが無償ということであれば、まず経済的なゆとりがないとできない。そして、ボランティアする中から学べる楽しさや価値がなければ続かない。


子育てにも言えると思う。
やらなければならない・・・と言う気持ちでする子育てなら、仕事を楽しみながら子どもの世話をしている人に預けた方が健全かもしれない。

「心にゆとりを持つ事」「楽しみながらすること」の大切さに改めて気付かされた気がした。そして、これからは、ゆとりのある時に、感謝の気持ちをこめてアイロンかけをしてあげようとも思った。

ちなみに昨夜は一気に12枚アイロンがけした私。
ローレンスは「どういう風の吹き回し?」と言いつつ、「ありがとう」と言ってくれた。
「当たり前」になってしまうと、「ありがとう」すら言ってもらえない。
これも、実はお互い様なのだけれど、やっぱり言われれば気持ちいいもの。

敢えて口にして、お互いを大切にする事も、こうやって、仕事や育児、家の改装云々で忙しく、ゆったりとした時間をもてていない私たちには、すごく必要。
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by nu2meg | 2007-03-27 06:25 | サイキック・スピリチュアル

喉もと過ぎれば・・・

忘れるものだ。
数年前に同じ体験をしておきながら・・・。

b0027781_5492232.jpgローレンスがこだわっているもの。
それは・・・カーストアイロンのラディエーター。

カーストアイロンというのは、鉄。
イメージ的に南部鉄。超重い。
ラディエーターと言うのは、お湯を循環させる暖房器具なのだけれど、昔は全てカーストアイロン製だった。

今はほとんどの家では軽いスティール製を使っている。今でもカーストアイロン製を使っているのは、病院や学校などの古い公的機関の建物くらい。

でも、ここ数年で、このアンティークなカーストアイロンのラディエーターは人気がどんどん上がっているので、今ではレプリカすら存在する。(数年前には存在しなかった)そして、ディーラーの話によると、数少なくなったアンティークのモノはどんどんと大陸ヨーロッパから仕入れてきているらしい。

この週末にヴァンを借りて、、オーダーしていたラディエーター3つを購入してきた。

前のフラットの時も、カーストアイロンを買ったのだけれど、運ぶのがどれだけ大変だったか・・・という『重い記憶』がある。たしか、一番大きいのは、どんなに頑張っても3秒しか持ち上がらず、カタツムリの歩みで家の中に持ち入った・・・。

今回のはスタイルが少し違うし、まあ前回大丈夫だったから・・・と思っていたけれど、甘かった。


ちっとも持ち上がらない・・・。
「こりゃ無理だ・・・」と私。
『いや、ディーラーの1人は、これを1人で持ち上げたくらいだから、2人ですればできるはず。』とローレンス。
「無理だから、誰か友達に声かけて手伝ってもらうしかないよ。」
『大丈夫。できるって!』
「無理だから」
『もう、うるさいなー。そんなに言うんだったら、1人でするから!』
「できないよー」
『するんだー』
「馬鹿なことやめてよ、怪我するから」

と、子どもの喧嘩のような会話。

数百キロの鉄の塊によって、まず腰を痛め、その後、足に転落して足の骨を折り、下敷きになったところ助けられずに救急車を呼ぶ。はたまた、隣の車も傷つけた上、ラディエーターは破損。。。というシナリオが、頭にクッキリと描けたくらい、それは無謀な話だった。

が、じつはローレンス、私が「頼むから、トライしないでよ」と言った後に、自分でしてみようとして、限界を学んだらしい(笑)

日曜日、ローレンスがこんなことを頼めるのは、彼しかいない。。。という大学時代からの親友が南ロンドンからわざわざ来てくれた。(彼は家族や兄弟にすらものごとを頼めない人・・・)

そして、「3人」でラディエーターを運ぶ・・・。
ああだ、こうだ、言いながら・・・。

前回あればいいなと思っていた、下に置くトローリーが今回はある・・・。(これは、この家に置いてあったもので、前のオーナーが私の目の前で捨てようとしているのを見た時に、これは使えるかもしれないから置いておいて・・・ととっていたもの。元はその上に何故か金庫を載せていたキャスターつきの土台なのだけれど・・・笑。その時からローレンスがカーストアイロンをまた選ぶだろうとは予測していたのだ)

ポピーはDVDにお世話してもらって・・・笑

それでも、3つのラディエーターを運びきるのに1時間半くらいかかっていた・・・。そして、もう手に力は入らない・・・というくらいのエネルギー消耗。

『次回』があれば、ちゃんと運搬までしてくれる業者に頼もう・・・。
それにしても、昔の人はすごかったんだなあーっと思う。
当然のごとく、あんなに重たいものを作っちゃうし・・。

ちなみに今のバスタブもカーストアイロン製。
スティールに比べてなめらかで保温も良い。
ただし、妙にシミが出来やすい欠点があるのだけれど・・・。

そして、そのバスタブは、そのまま使うには傷もあるので、再エナメル加工するのであれば、新品を購入した方が安いかもという微妙なところ・・・。どっちにしろ、あのバスタブはこの家を出る事にはなる・・・。搬入同様、搬出もこれまた大変そう。
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by nu2meg | 2007-03-27 06:09 | 家づくり

妙に作りたくて・・・

b0027781_6305763.jpgこの週末に、ふと作ってみた。ダブルガーゼのシャツとスカート。

同じ生地で作った、ギャザースカートが大好きで、洗濯が終わるたびに着まわす(だから2日に1度はそのスカートの事もザラ)くらいのお気に入り。生地はたくさん余っているし、また作ろうーとは思っていた。

シャツは、同じく大のお気に入りのコットンシャツを見本にして。

実は、子ども服の型紙があるのだけれど、型を写して、生地を裁って・・・というのが面倒くさく、ブログ友達が「型紙ナシでドレスを作る」というのを読んでから、ふと『そういう手もあるのか』と、まあ、自分の服をつくるなんて大それた事はできなくとも、小さな子どものであればできる気がして、何枚か適当にジャンパースカートを作った。

でも、シャツは初めて。笑
まあ、なんとかなるでしょうー。きっと・・・と言う感じで始めたら、なんとか出来た。
コットンのレースもちょっとあしらってみて、シンプルだけどちょっと可愛い仕上がり。

まだまだ自分でデザインしてーなんて応用が利くほどじゃないけれど、型紙を丁寧に作る必要がなく、チャコペンいらずで裁断も適当、頭でちょっと縫う順番考えながら見切りスタートして、しつけもナシ。ただ成り行きにまかせてミシンかけ。。。もちろん。「あ。順番間違えた。」とか「ココはこうすべきだったのね」なんてことはたくさん出てくるのだけれど、これも、何度か繰り返せば、ちゃんと腕が上達しそうー。

b0027781_649863.jpgちなみに日曜日は母の日でした。ローレンスがフラワーマーケットに行こうーっというので、その後のランチを含んでのお出かけ。今の庭は(というか庭も)大改装?する予定だから、今すぐに植えられるようなものは買えないし・・・と、結局大きなものは買えず。水仙すらない庭だから、インスタントの彩をと庭に植える水仙と、春らしいひな菊、そして多年草の根っこを少し買いました。コンパクトだけれど、自分でデザイン(というほどでもないけれど)から始める庭つくりはちょっと楽しみ。

週末から一気に冬の気候へ戻ったロンドン。今日は雪が降ったくらい寒かったー。
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by nu2meg | 2007-03-20 07:01 | 子育て

スリープトレーニング5日目にして、ポピーは朝まで自分のベッドに寝るようになりました。毎日少しずつ、私たちのベッドに入ってくる時間が遅くなってきていたから、案外とイケルかも?と思っていたので、大バンザイ。

寝付くのも、自分からベッドに潜り込む。ただし私はその隣の床に一緒に寝たふりをしなければいけないのだけれど(笑)それも、時間が経てば必要がなくなるかも???(甘いなあー)

こうして、今までのパターンを打ち破る時、子どもの能力は素晴らしいなと思ってしまう。もちろん、子どもなりの葛藤や不安があるのだけれど、それ以上に親に葛藤や不安があると、子どもは先に進めないのだと思う。

おむつも完全に夜だけになって数週間。
家でお漏らしされるのは良いけれど、よその家や掃除できない場所でされるのは困る・・・と、ほとんどお漏らししなくなってからも、長時間のお出かけの際にはどうしても紙おむつにしていたけれど、これも「私の不安」が大きな要素だった気がする。


頭では「そんなの当たり前だわー」と思うことなのに、実際には潜在的な不安(およびネガティブな思考)を打ち消すのは大仕事。睡眠においては、私自身、高校生になってまでも、怖い夢を見ると親の部屋に行って『安心』を求めていたくらいの怖がりだったから、やっぱり根底にはこども云々よりも、『私』と向かい合って、いくことが出来るように、子育てと言うのはセッティングされているように思う。(ちなみに、よそで・・・というのは、他人に迷惑をかけること、そのもの。おもらしが恥ずかしいからとかそういうのではなく・・・。)


話が少し変わるけれど、シュタイナー教育について書いてある本を最近読み返してみると、最初に読んだときには『何コレ?』と言う程度の印象しかなかった本(beyond the rainbow bridge)が、奥深い・・・。

幼児教育の教育者の立場から書いてあるのだけれど、彼女は子ども達が何か荒れているなと感じた時には、さりげなく片づけを始める・・・という。特に、人形など、子ども達が自分の一部として感じやすいものが、放り出されているのは最も良くないらしい。

理由は、子どもは環境を含めて、全てをスポンジのように受け入れるから。
物理的環境も、親を含める感情や精神的環境も全て含めて。(だからシュタイナーはプラスティック製の玩具や、化学繊維の服などを嫌う)

私は公共の場が汚れているのは嫌だけれど、自分の部屋が散らかっているのは気にならないタイプ(笑)だから、『どうせ散らかるから片付けるの面倒・・・』という気分によくなっていた。

時々、常に丁寧に片付けている親をみれば、几帳面な人だなあ・・・と思うものの、まったく見習う気配なし(笑)。だからといって掃除は苦手と言うわけではなく、一旦すればとことんするし、比較的隅々まで目が届く方だと思うのだけれど。

でも、新居に越してきてからはなるべく、ポピーにもおかたづけの習慣をつけてもらいたいと、ちょこちょこ片付けるようにしていて、たまたまこの話を読み返したから、深く納得してしまった。

そうすると、いつの間にか、おもちゃのお片付けは『大変な事』でも『面倒な事』でもなくなってきた気がする。こうすることによって、ポピーが前より穏やかな気持ちでいられるから、私にとっての見えない負担が減っているのかもしれない。
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by nu2meg | 2007-03-17 06:29 | 子育て

春めいた日々

ここのところ、お天気がすごく良い。
春真っ盛りでみんな一気に軽装。
公園は子どもたちで溢れている。

すっかり新居に落ち着いてきたところで、近所の子どもアクティビティーにも参加し始めた。子育てをしていると、子どもの友達は「赤ちゃんの頃からの友達」というのが、どうしても結束が強くなると思う。それは特に新米ママの場合には、お互いにサポートし合える仲間を・・・と思うから、『友達になろう』という意欲で他のママさんたちにアプローチするからだと思うのだけれど・・・。

そして、子どもがある程度大きくなってくると、敢えて新しい仲間を広げようと言う心意気は失せる。これは、ロンドンに着たばかりの頃、思わずローカルなスーパーで日本人を見かけたから、ついつい声をかけてお友達になろうとする・・・というパターンと同じなのだけれど。(日本人ってお互いになかなか声をかけないから、驚かれたけれど、私は最初はそうしてた・・・笑)

そんなこんなで、引っ越した私自身の「友達を探そう」という意識が必要。
といっても、赤ちゃんの時から友達の家族もこの近所に住んでいるのだけれど。

先週、近所でやってるアートのクラスに行ったら、日本人ママと思われる影が・・・。彼女は徒歩3分程度の距離に住んでいる。息子さんはポピーと数週違い。聞けばこの辺りにも日本人ママが数人いるらしい。

また、そこで他のお母さんと話していると、その人もすぐ側に住んでいて、同い年の女の子。しかも彼女は赤ちゃんの時にシュタイナースクールに連れて行ってて、友達も通ってるから、スクールに入れるかも・・・という話。

昨日は、歩いて10分程度の公園で(といっても、ポピーの足に合わせていると、かなり遠く感じる)また日本語が・・・。そこはお父さんが日本人で、娘さんはポピーより2ヶ月年上。ポピーと同じ助産院生まれで、ナチュラル思考。

今日は、チャイルドセンターでやっている、ミュージックのクラスに行ってみたら、設備が良い!たいてい、プレイグループと言えば、やたらめったら、玩具の山。それもプラスティックのうるさいやつが多い・・・のだけれど、そこは全て木製。

隣接された小さなカフェは、非営利で、できるだけオーガニック素材を使うベジタリアンカフェ。3ポンド程度で1ミール食べられる。アーチウェイの駅の近所という立地条件に、あまり期待していなかったのだけれど(笑)とっても良い感じだったので、一緒にミュージックのクラスに行ってた人たちとランチ。

・・・ということで、春らしく新しい出会いの毎日。
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by nu2meg | 2007-03-14 23:34 | 日常

自分のベッドでねんね?

b0027781_78998.jpgすっかりお姉さんの表情も見せるようになったポピー。

『スリープトレーニングしよう』とローレンスが言い出したのは今週の頭。
私の中でも『もうそろそろ良いかな』と思っていた。

9月のあの破傷風事件以来、私と一緒でないと眠れなくなったポピー。・・・といっても、そんな良い子ちゃんの日々は数ヶ月しかなかったのだけれど・・・。

ここのところ、お昼寝を飛ばす日が多くなって、飛ばせば早く寝れるけれど、そうでなければ、なかなか寝られないという日がたくさんあった。

私もインフルエンザ回復後、妙に元気になっちゃったので、一緒に添い寝しながら寝るよりは、「さあ、さっさと寝てもらって、あれしよう、これしよう・・・」なんて思う日が多いものだから、センシティブなポピーには伝わりまくり。私が寝てーっと思えば思うほど、すぐ側でエネルギーシェアしているポピーにとっては眠れないのだろう・・・。

b0027781_7105152.jpg1人で寝れるようになった時、ポピーは私がいると返って眠れなかったし・・・。
そういえば、話がちょっと飛ぶけれど、あの事件以来、もっと増えていた夜泣きは、ホメオパスに処方されたアコナイトで一気に改善した。ポテンシーの低い液状のレメディ。たしかスタートして2日で確実な変化の手ごたえを感じたのだけれど、1日にたったの2滴でコレだから、すごいなーっと思ったもの。今は、残りのレメディを必要かなと思う時にあげている。
アコナイトは基本的に「ショック」のレメディだから、安堵のためにも良い。

まず引越しで落ち着いてくれてから・・・
それから、徐々に自分の部屋で寝てもらおう・・・。
そう思って、数週間前から、もうそろそろかな?と思っていた。
ベッドはコットベッドなのだけれど、柵を外した状態でしっかりポピーの部屋にある。(いつも友達が来るたびに、『もうここで1人で寝ているの?』と聞かれる)

そして初日。ポピーはやっぱり嫌がって泣きまくった。
でも、疲れ切っていたので私に抱っこされながら寝て、そのままベッドへ移動。柵もないし、ドアを締め切るつもりもなかったので、そのままにしていたら、夜中に泣いて起きて、結局その後は私たちのベッドに。

まあ、慣れるのが目的と言う程度だから、充分。
2日目。やっぱり嫌がるものの、私に抱きついて眠れるか・・・と思いきや、ふと考え改めて、『ポピーネンネ。』と自分でベッドに入った。私には、『マミー、ここ、ねんね。』と床で寝るように言って。・・・でも結局1人で寝れきれず、初日と同じパターン。夜中からは私たちのベッドへ。

そして3日目。同じ状態だけれど、自分のベッドに入って、今日は自分で寝られた。きっと夜中にベッドは川の字になるのだろうけれど・・・。

前回、コットの時は、ローレンスの意図もあって、かなり強行手段だったイメージがあるけれど、今回は穏やか。別に急ぐ理由も必要も無いから、この調子でとりあえず、自分の部屋で寝られる事を、自信にしてくれればいいなあーと思う。

b0027781_7205959.jpg話は変わるけれど、今日、ポピーにそっくりな子に会った。シュタイナースクールのグループで。1歳3ヶ月の女の子なのだけれど、まるでポピー。見かけも、雰囲気も似ていた。敢えて言えば、ポピーよりも髪の毛が赤くて、瞳も茶色が薄い感じ。

お母さんは白人のイギリス人。『お父さんの国籍は?』と普段したことのない、少々不躾と思われる質問をしてみたら、『日本人よ』。なるほどー。しかし、似すぎ。小さな頃だから似ているのかも知れないけれど、一緒に歩いていれば、どうみても姉妹。

ちなみに、車が故障中。
ポピーは最近「マイ」ブームで、いろんなものに「マイ」をつける。「マイ、ダディー」と言う具合に。なので、「マイ、カー、ブロークン」と何度もつぶやいている。

ということで、今日、シュタイナーへは歩いていった。多分大人の足で20分強の距離。ポピーはその半分を、自分の小さなバギーを押しながら歩いた。いつもポピーと歩くと、道端の木の周りをぐるぐる回ったり(そういうところには、犬のうんちも落ちている可能性が高いから、あまり歩いて欲しくないのだけれど&よく踏む・・・)、突然座り込んだり、横断歩道でも手をつなぎたがらなかったり、非常に大変。

でもバギーを押していると、飛び出す心配も少なくて、意外にイケル。そうはいっても、坂道でバギーを離せば転がるものだとわかってからは、バギーをバンバンはじきながら、歩くと言うちょっと他の歩行者に迷惑そうな歩き方もしていたけれど・・・よし、これからはもっとバギーのお世話になろうと思った母でした。
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by nu2meg | 2007-03-13 07:32 | 子育て

おともだち

b0027781_49312.jpg金曜日はお友達が遊びに来てくれた。タロットする・・・というのがメインだったから、じゃあ、数人いれば階の違うポピーの部屋で遊んでるのに大人がついていられるね・・・なんて言って4親子が集合した。

なんせ、立ち入り禁止の工事現場があるものだし、現状では子ども4人が一番適当。
ダイニングの椅子もまだ前のフラットに2個置きっぱなしだし・・・ということで、ランチの時間に、ポピーの部屋にあるテーブルセットを持って下りた。

大人のテーブルの横に、子どもテーブル。
こんなカフェがあればいいのに・・・と言わんばかりのセッティング。
子ども達は案外と駄々をこねる事も無く、テーブルに着き、仲良くランチして、大人たちはというと、もちろんすっかりくつろぎモード。

最初は子どもだけ放っておいて大丈夫かな?と思ったものの、まあ何かあれば一番大きな風君が報告に来てくれるでしょうー・・・と、すっかりお任せ。

そして気がつけば、ランチに約2時間・・・。もし気付かなければ、そのままずーっと喋りこんで、タロットの時間がなくなるくらいのノリだった。

それにしても、その間に子ども達がペアなって下りてきたりするのが面白かった。。。まるで「ねるとん」(古すぎ?笑) パートナーチェンジあり、積極的アプローチあり、熟練夫婦まであったりして。。。

さて、うちに来る子どもたちのアイドルはというと、ナツメグ。
いつもの事だと、ナツメグもよく分かってて、ある程度はなでさせてくれたりもする。外に避難しては、また好奇心と共に帰宅し、追いかけられ、ちょっと耐えて、やっぱり避難しよう・・・と出て行く。時折私に抱きかかえられ、子ども達からキスのサービスも受けながら。

最近はポピーも一人でぎゅーっと抱え込んでキスとかしているくらいだから(いつも最後には逃げるけど)、ナツメグもこの2年の間にかなり子どもとの付き合いが上手になってきている気がする。
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by nu2meg | 2007-03-12 04:43 | 日常

リサイクル と DIY

b0027781_7432449.jpgちょくちょくと、リサイクルでポピーの寝ている間にモノを作っている・・・(というほどでもないけど。)


ずっと作りたかった画板も、建付けのワードロープの素材になっていた、厚めのベニア板で作った。といっても、電のこで切ってニスを塗っただけだけど・・・。

早速にじみ絵。
何度かやったけれど、どうしてもすぐに塗る前から絵の具を混ぜてしまうポピー。今回はまず黄色だけを与え、勢いが薄れた頃に、青を足してみた。

これは成功!
とはいえ、そのうち、画板を塗ってみたり、手で塗ってみたり・・・なのだけれど、まあ仕方ない。b0027781_7533917.jpg写真を撮ってないけれど、出来上がりはナカナカ。


他に作ったのは、ポピーの台所セット。
これはカラーボックス系のモノが置いてあったので、角を取り、上の部分に穴を開けて、ステンレスのボウルをはめて、ペンキを塗っただけだけど。(写真はそのうち出てくるはず・・・?)

ペンキを塗る前は黒だったのだけれど、水色のペンキを塗ったら、ポピーは明らかに前よりも気に入ってくれた。もともと毎日、キッチンセットで遊んではいるけれど。


昨日は、ポピーが早く寝てくれたので(単に昼寝を飛ばしたから!)、前出のワードロープの板を切り抜いて、バスタブのパネルに。実はパネルの無いままここ数ヶ月過ごしていたので・・・笑
引っ越してきた時には、中途半端なベニア板がくっついていたのだけれど、あまりにもミゼラブルだから、外して付け替える予定でいた・・・。

でも、何度ローレンスに催促しても、付け替わらない。ところどころ、釘も出ていたりしたので、それは抜いてくれたものの、荒い木材のフレームがむき出しだったから、やっぱり危ないよなあー・・・と思っていた。(でも、人間『慣れてしまう』もので、時が経つと気にならなくなるのだ)

昨日ふと、『じゃあ私がしよう』と思いつき、ポピーをお風呂に入れている間に寸法を取り、どうせ仮だからテキトウでいいやーっと電ノコでザックリ切り落とし、ガンガン釘で打ちつけておしまい。実際には30分もかからなかった。

DIYって時間がかかるから面倒と思うものは、サッサと終わり、ちょっとのことだからというものは、エライ時間がかかるのが原則なんだろうか??


そういえば先日は、バギーのタイヤがパンクして、ゴムチューブを修理したのだけれど、ゴムチューブ直しはローレンスの仕事。ところが、修理後にタイヤをはめるというのが苦手なローレンス、毎回、毎回、リムにタイヤを納めるのに時間がかかって、いつも『1人じゃ出来ない』・・・となり私も応援というパターン。

今回は最初から「あんな小さなタイヤ、見るからに大変そうだから、1人じゃ出来ない」と言って私も最初から修理に参加する事に。(もう、ゴムチューブだって1人で直せます。)

そして想像通り、そりゃあもう、タイヤがはまらないこと・・・。
相当2人であーだこうだやっていて、自転車やさんで入れてもらうしかないよ・・・とまで言ってから、ローレンスが一言。

「そうそう、実はルールがあるんだ。まず、片方をリムに納めて、チューブを通して、少し膨らませて安定させて、もう一方のタイヤをはめる・・・よし、やってみよう。」

すると、いとも簡単に仕上がった・・・。

「あのお・・・。知ってたならなぜ、最初からそうしないの??」
「そんなに大切だと思わなかったから・・・」

おいおい・・・。

そして、タイヤに空気を入れている途中でまた一言。
「安心しちゃいけない、もともとパンクした原因になったものが、タイヤに刺さってて、またパンクする可能性があるからね・・・」

ローレンスがそう言った矢先に、目の前に、まさに原因となった木の切れ端が、タイヤに刺さっているのを目撃。

「・・・・そういう肝心なことは、空気を入れる前に言ってよー!!」

まあ、プレッシャーがかかってなかったから、2つ目の穴は開かなくて済んだ物の、再パンク目前・・・。ふうー。・・・とまあ、こんな調子なので、なぜかDIYは私の仕事になる事が多いのだった。笑
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by nu2meg | 2007-03-08 08:31 | 子育て

月食でした

b0027781_4252194.jpg昨夜は月食でした。オレンジの光がすっごくキレイだったー。

月食イコール満月。
瞑想していてなんだかパワフルだなーと思っていたら、ローレンスがラジオで今、月食がすごくキレイって言ってるよー。と教えてくれた。

前のフラットからじゃ、こんなに月が見えなかったから、嬉しくなってしまった。

そういえば解毒の新月ごろにポピーの熱が出て、月が満ちる間に、たっぷりと休養を取った今回の月。
『ようやく回復したー!』と思えたのは金曜日くらいだけれど、たっぷりと寝ると肌もツルツルでしっとりになることも、身を持って感じた。(睡眠不足がお肌の敵というのは、こういうことね)

昨日は、フラットに泊まっていた友達が日本へ帰るので、お別れに行ったら、最初から近所で車の事故があって渋滞。車で近くの駅まで送っていこうとしたら、救急車が道を占領していてなかなか発信できず、駅前を通ったら、駅がクローズしていた(TUBEが止まっていた)ので、キングスクロスまで送り・・・と、いかにも満月っぽい展開を外に見たけれど、月食付きだったから、すべてが倍増エネルギーだったのかも?(ポジティブもネガティブも)

私は健康である幸せをとってもポジティブに感じながら、真夜中まで月の美しさに見とれてました。

約3秒、手ぶれ殆どナシで写真撮るのはかなり息を呑む作業だったけれど・・・(ミニの三脚がどっかにあるはずだけれど・・・)
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by nu2meg | 2007-03-05 04:38 | 日常

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。