北デボンへの道中

今朝、家を7時前に出発。
電車、バスを乗り継いで、北デボンの義理の両親宅へ来た。

工事から避難のために・・・というのは、当初の予定。
でも、実際に工事が始まってみると、そーんなに不自由でもないから(慣れっていうのは、すごいもんで・・・笑)、別に来なきゃという理由はなかったのだけれど、せっかくの夏休みだし、ポピーを連れてくるのはいいことだと思って来た。

ただし、10日ほど前に、「鋼材を入れるときには、安全のこともあるし、あまり家の中にいないでほしい」とビルダーに言われたので、タイミングはぴったり。ここのご近所さんからもタロットの依頼メールが来ていたし(笑)

ローレンスはロンドンでお留守番。

道中、ポピーは7割ほどずーっと歌いながら来た。
ご機嫌だと、すべてが歌になる。
・・・といっても、意味不明な作詞作曲だけど・・・
でも、そんな(自分の世界をエンジョイしてる)だから、かなり楽。

時々、「しーっ」と声を抑えるのだけれど、ポピーには、そんなのは長続きもせず。
でも、基本的にハッピーサウンドだから、いいかーという旅路だった。


・・・が、汽車の中で逆切れシーンに出くわした。
子連れ3人のお母さんが、旅行中だった。
子どもは、上の子が8歳くらいで、一番下は4歳くらい。

すごく騒ぎ出して、思いっきり大きな声で、「だまれー!」とか、叫びだして、すごいことになっていた。(といっても、悪ふざけだけれど)

そこで、乗客の一人が「静かにしろ!」と怒鳴った。
私たちの世代の男性。

お母さんは、血相変えて「エクスキューズミー!」と立ち上がった。
この場合、エクスキューズミーは、
「すみません」の意味はなく、「ちょっとなに、あなた?」

そして、つかつかとその男の前に立ち、「子どもなのよ。うるさくても当たり前の年頃なのよ!」と啖呵をきった。

「うるさくて良い、叫んで良いってもんじゃないだろ?」と男。
「あなた、ずいぶんと身勝手ね?うるさいと思うなら、別の車両へ移動しなさいよ!」と女。

「あんた、子どもいるの?いないんでしょ?」と女。
「いるよ。」と男。
「何人?フン?」と女。

男は、話しても無駄だという態度で、勝手にしろよ・・・という感じだった。
でも、その態度にもっと文句をつけたくなった女は、
「その子、どこにいるのよ、誰が面倒見てるのよ、どうせあんたなんか、子どもの世話しなくて、女に手を上げるような親なんでしょ?」と捨て台詞をして、とりあえずその場を去った。

その後も、子どもたちはワーワーも言っていたけれど、スタッフが通りかかったとき、女は「あの男、子どもがうるさいって文句つけてきたの。なんか言ってやってよ」とスタッフを自分の傘下に加えた。

スタッフは、「静かな車両」というのが、あるから、そっちへ移動することも可能ですよ・・・と一言言って、去った。

男が汽車を降りたとき、息子は「あいつ、いなくなったよ」と一言・・・。
子どもたちは、その状況から何を学んだのだろうかと思ってしまった。


もちろん私は傍観者だった。
実際には、男の言い分の方が良くわかる状況だった。
でも、女のストレスだって、わからなくはないなとも思った。

すべては自分の投影。
だから、こんなことすらも、ゆるしの機会なんだろうと思う。

自分が嫌な目をしても、代弁者となることを省みない自分。
そしてストレスの渦中にいると、自分を護る事で精一杯になってしまう自分。

程度は違うけれど、きっと同じなんだろうな。
こっちが正しくて、こっちが間違っている・・・そういうもんじゃないんだと思う。

もちろん、後者に同感できるほど、自分の非を認める(ゆるせる)人って少ないと思うから、人をゆるす(自分をゆるす)ことは難しいんだろうけれど・・・。


正当化することが、ネガティブな感情を生むというのは本当で・・・。
ありのままに、ゆるすこと・・・が必要?


バスに乗り換えてからは、ふと気づけば知的障害者の兄ちゃんが2人、側に乗っていた。
「あの人、歌を歌っているねー」とポピー。
おいおい、お前もだろうーーみたいな、雰囲気。

前に座っていた兄ちゃんは、ポピーのことが気になって、にっこり。
バイバイするのが癖らしく、ポピーもバイバイして返すから、さらに気に入ってもらい・・・
ETの様に指を重ねてみたり・・・(笑)

実は普段から、ポピーの行動を見ていて、昔の職場(知的障害者のサポート)を思い出すことがよくある。子どもにはゆるされるけれど、社会性のついた大人にはゆるされないことの数々。心の中がストレートに見えるような発言・・・。

みかけは大人だけれど、その兄ちゃんたちは、ポピーと近いレベルで「今」を楽しんでいた。もっとも、側にいた、家族かスタッフがわからない男性は、お兄ちゃんがポピーに近づくたびに、名前を呼んで「駄目だよ」と言わんばかりに注意していたけれど。(それも良くわかる・・・怖がる人だっているし、嫌がる親の方が多いだろうから・・・)


上の出来事と一貫性があるのか、わからないけれど、とっても印象的だった。
とりあえず、一週間、埃のないマトモな生活です。笑
[PR]
by nu2meg | 2008-08-02 05:35 | 日常

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


by nu2meg
プロフィールを見る
画像一覧