破傷風騒動と予防接種(長文)

ことの始まりは、実は日曜日。
でも、「このまま放っておくと危ないの?」っと気付いたのは月曜の夕方。
そして火曜日は1日中病院だった・・・。

日曜日。それはそれはとっても天気も良く、ガーデニング日和。
大きくなったリンゴとナシの木をはじめ、庭の植物を剪定していた。
こういうとき、枝があちこちに落ちてて危ないので、ポピーにはちゃんと靴を履かせていた・・・のだけれど、たまたまその時は履かないまま(いつものように・・・)出ていた・・・ら、泣き声。

私はキッチン。
ローレンスはハシゴの上。

キッチンから飛び出して駆けつけた私の目の前のポピーは、泣きながら、足にくっついたモノを自分で取った後。
なぜか、足の裏にモノがくっつくのがキライなポピー・・。いつもは枯葉だったりするのだけれど、このとき私の目に入ったのは、なんと、さびた釘が飛び出た木の破片!

どうやら、木の剪定中に枝がサマーハウス(庭の小屋)に当たって飛び落ちた・・・と見られる・・・。
私は急いでカレンデュラのローションで患部を洗って、消毒ワイプでふき取り、ローレンスが抗菌のクリームと絆創膏を持って来た。とりあえず、ショックにARNICAと、レメディも飲ませて・・・・で、そこで意外に冷静なローレンス。

実はこれがまずかった。彼が冷静に「みちこがそんなに慌てるからポピーがびっくりするじゃない」と言うので、いつもなら逆なのに・・・と思いつつ、そうか、そんなに大したことないのか・・・と、そのまま傷は放置してしまった。患部に錆がのこってるから、異物除去のシリカでいいかーっと、軽く考えて、そのまま・・・。

よくよく後で考えてみると、その数時間前にローレンスが、別件で泣いたポピーを助けに?ハグに行った際、自分の手に持っていた剪定ばさみで自分の腕を切ってしまった時、私が妙に冷静に救急処置していたからこその復讐(嫉妬?)だったのかもしれない(笑)

どちらにしても、化膿しなければ良い・・・くらいに思っていた。
月曜の夜、ふとポピーの足の裏の傷に目をやると、直径2センチくらい赤くなっていた。化膿というわけではないにしても、ちょっと気になり、ホメオパシーのレメディをちゃんと処方すべきだったなーなんて思って、ブックレットを見ていたら、深い刺し傷にはリーダムとあり・・・破傷風の予防のためにも・・・と読んで、ふと我に返った。

そうだった・・・。破傷風!!さびた釘なんて典型的な破傷風の原因っぽい!!
イギリスではもう破傷風菌は土の中に存在しないんじゃないかと言われていると聞いていたこともあって、軽く考えていた・・・

すぐさまリーダムをあげて、寝かせた後、気になって、NHSダイレクトという電話の医療相談に電話してみた。1時間後に電話がかかってきて、72時間以内に破傷風のワクチンを受けるように言われる・・・。(潜伏期間が2日から2ヶ月とか?)

もちろん、「え?まだ予防接種を全く受けてないですって?」と驚かれ、呆れられた・・・が・・・。

その後、ネットや手持ちの本で調べると、破傷風の予防接種を受けたことのないケースには、ワクチン投与は無効で、TIG(tenenus immune globlin)を打つということがわかり、それが通常のワクチンのような形でなく、本来身体が持っている毒素の除去作業を促すというような働きをするため、効果は3週間程度ということがわかった。

翌朝、とりあえずAINSWORTHに電話してみて、ホメオパスの意見を聞いてみる。ローレンスは今回のことではちゃんと「医療」を受けるべきでリスクは背負えない・・・というので、注射を打っても、レメディを摂ってもいいかどうか確認するために・・・。

「2日前にさびた釘を踏んでしまって・・・」と言った時、電話口で「なんて危険な!!」と相槌が入り・・・とりあえず昨日気付いてリーダムをあげたといえば、安堵の返事が返ってくる。そして翌朝、患部の赤みが引いてきたことを伝えると、効いて来てる証拠だわ・・・とも言ってもらう。
・・・が、「年齢が年齢だから、医師にかかることを薦めるわ。」とも。これは補完医療に携われば当然の原則。(ヒーリングでも、子どもにヒーリングする時は、親に「GPへ行くように薦めた」と、承諾書を書いてもらわないといけない。ちなみにペットの場合は獣医に診て貰ってないペットをヒーリングすることは禁止にもなっていて、この背景にはヒエラルキー社会?が覗ける・・・)

そのホメオパスは、そういう時はハイペリカムとカレンデュラのローションで洗浄するといいわよ・・・と教えてくれた。

「赤みが減ってきているなら、ちょっと様子を見ると良いわ・・・」とも言ってくれた。でもそれでつい、「でもドクターに診てもらわないといけないんですよね?」と言うと、「まあ、そうだけれど、予防接種受けてるんでしょ?」と返事。「実は受けてなくて・・・」と言ったら、「それは良い事だわ!」という相槌の後、「ホメオパスとしては年齢柄、医療従事者に見てもらいなさいとしか言えないけれど、診てもらわないといけないって言ってる訳じゃないのよ・・」とぼそっと本音を口にしてくれた。

それでなんとなく、安心したのだけれど、ローレンスと話し合った結果が今回は安全策を取るということだったので、その後GPに電話して予約を入れる。

ナースに会うが、予防接種を受けていないということで、ナースがパニック。
医者を呼んできて、結局私は2人に怒られる始末・・・。
あまりにひどく、一方的だったこともあって、右から左に流すくらいに聞いていたけれど、さんざん言いたい事を言った後、GPにはTIGなんて特殊なものは置いてないから、病院の緊急治療を受けるように言われる。

予測はしていたけれど、予防接種を受けない選択をしたものへの風当たりはキツイ!
私だって反逆児になりたいがために受けさせてないわけじゃなく、ちょっとした疑問を追究していった結果、クエスチョンマークが更に大きくなって、それから医療不信&政治不信に陥っただけなのだけど・・・まあ、そんなことは教科書通りであれば正しいに間違いない・・・と思っている彼女達に言ったところで埒が明かない・・・。

もうランチタイムになっちゃうなあーっと思いつつ、病院へ行く。
受け付けで待ち時間はどれくらいかと聞くと、15分くらいで呼ばれるはずだ・・・と言うので、「子どもはこういう時、得だわー」と思った。

でもその結果は、ただ単に、子ども用の待合室に移動しただけ・・・。

ここから、待つこと約2時間半。その間に、待合室で元気だったのはポピー1人。
他の子はほとんどが外傷・・・とはいえ、みんな気分はロー。親たちは待ち時間の長さに苛立っていた。

ポピーは1人で元気に遊んでいた・・・ので、私は結構余裕。
ただし、途中でマクドナルドの袋を抱えた親子が入ってきて、食事をし始めたとたんに、ポピーは「自分もお腹すいた!!」と言わんばかりに愚図りだし・・・しょうがないので、スタッフに食事を買いに出ていいか・・・と聞きにいく。

そうしたら、他の親たちが「我も我も」とやってきた。どうも私が早く診て欲しいと交渉に行ったと思われたらしい・・・。
「もう3時間も待ってるぞ!」とブーブー始まった。

売店でコーンがたっぷり乗ったパスタサラダを見つけたポピーは自らそのパックを掴み、待合室でモグモグ食べた。「そんなにヘルシーな食事をする子どもは始めてみたわ」と言われつつ・・・。超ご機嫌。その後もかなり大きなお兄ちゃんたちにも愛想を振りまいていた・・・。

しかしその時親たちの痺れは切れていた。
後から入ってきて、手を怪我してきた白人の英人の子が、1時間以上前に来た後頭部に傷を負った東ヨーロッパ出身と見られる親の子よりも先に呼ばれたからである。そして、その他は中近東の親や、黒人の子達・・・。医療的にリスクが高い子が優先ということらしいけれど、結局は人種差別だーっと・・・話が大きくなっていた。

そしてとうとうポピーの番。
頼りなさそうな若い医師が私たちを呼び、「実は部屋が空いてないんだ・・・」ということで、おむつ交換の部屋で問診(笑)
ポピーはその瞬間から、大声で泣き始めた。
自ら、自分はニュージーランドから来たばかりの見習い医師だと名のったが、本当にそうでしょうねといわんばかり。。。

「破傷風の可能性が無きにしもあらずだから、ワクチンを打つ方が良い。」と見習い医師。
「ワクチンじゃなくて、TIGじゃないといけないんじゃないの?」と私。
「ちょっと聞いてくる。。。」と見習い医師が聞きに言ったのは、看護士。
看護士が「TIGが欲しいの?確認したいなら、現物を出すから。」と見せてくれる。
見習い医師は別の医師にTIGとワクチンの違いを聞きにいき、説明してもらって私の元へ帰ってきたが、「ワクチンは10年もつけれど、TIGは3週間しかもたないから・・・」と予防接種を勧められ、まだ注射を打ってもらってないとわかると、看護士に頼みにいく。

その看護士はまた別の人。とっても感じの良い人だったけれど、やっぱり教科書通りなのはしょうがない。

更に、予防接種を受けるように言われ、私が持っていた注射がTIGだと分かると、更に混乱。
もう、あまりにも逆らうことが面倒なので破傷風の予防接種だけは受けちゃおうか・・・と思ったけれど、実はワクチンというのは、3種混合(破傷風・百日咳・ジフテリア)。それに、ネットで調べた時のことを思い出すと、やっぱり今受けるのは、ワクチンじゃない気がする・・・ということで、とりあえずTIGだけを受けたいと主張。見習い医師もいろいろ言いに来たし、看護士にも「クレイジーだわ」と言われるし、何が一番良いのか本当にわからなくなる・・・。

それに、私がTIGと言わなかったら、何も疑問も思わずに言われるままだっただろうし・・・。「そんなの使ったこと無いわ。」「これは明らかに大きな怪我をして、かなりリスクが高い時に使用するものらしい」などといわれ、果たしてソレが良かったのかも本当に必要なのかも何もわからなくなる・・・

3週間すれば排出される・・・
ポピーは元気だからきっと問題なく大丈夫なはず・・・。
それだけを信じて、ポピーに痛い思いをしてもらう。
ポピーは釘が刺さった時と同じくらいの勢いで泣いていた・・。

ようやく終わったとローレンスに電話し、「よくやった」と言われたとたんに、本当に自分がベストな方法を選んだのか解らなくなって涙がでてきた。ホメオパス以外のみんなに「子どもの健康がどんなに大事なのかわかってない馬鹿な親」扱いされたから。

もうポピーの傷跡はほとんど赤みをおびていない状態にひいたし、本人はすこぶる元気。
注射の副作用はほとんどないと聞いたけれど、アドレナリンでも入ってるんじゃないかと思ったくらい、ポピーはハイパー。普段は7時にはころんと寝てしまうのに、当日は9時までピンピンだったし、翌日も8時過ぎまでギンギン。それでも、ぐったりとあからさまに疲れて眠りから覚めないくらい眠リ続ける・・・というよりは、安心できる。

ちなみに、釘を庭に持ってきた犯人の目処が付いた。
多分、リスだ。

今日よくよく、サマーハウスを見てみると、一箇所奥側の一部が外れていた。
いつもリスがいる木に一番近いところで、リンゴの木の反対側。
きっと、落ちた(落としたのもリスかも)のをリスが運んで来たに違いない・・・。
奥まっているのでそんな部分にアクセスできるのは彼らたちだけだし・・・。冬支度なのか、最近かなり庭をうろついているから・・・。



さて、私ができるだけ予防接種を受けさせたくないと思っている理由。

● 人工的でなく、自然に自分の免疫システムをつけて欲しいから。
● 「抗体が出来る」イコール「免疫システムが確立したわけではない」から。
● 人工的に抗体を作ることと、自己免疫疾患の関連。
● 予防接種の添加物。水銀など、安全レベル以上に添加されていたり、サルの脳で菌を培養しているなどという点からも、不明瞭な菌が混じっている可能性が大きい。
● ほとんどの予防接種は、その病気が減ってから作られたものだから、効果があるという医学的な証明は厳密にはできない。
  ‐ 破傷風もイングランド・ウェールズの場合年間に10件以上のケースがあったのは最新で1989年。英国で庭で転んで顔に傷を負った65歳くらいの女性が破傷風にかかって死亡したケースがあるけれど、彼女はなんども破傷風の予防接種を受けていた。)
  - BCGは1980年に26万人に(BCGを受けたつもり)の注射をして、ホンモノのBCGを受けた人たちと比較した。その結果72人の子は予防接種を受けた数か月内に死亡。そして20年後、最終的に結核に罹ったケースはホンモノのBCGを受けたグループの方が多かったという結果がある。
● 医学的で良心的な根拠よりも、政治的な操作、経済効果が予防接種の背景にあると思うから。
● 免疫システムが確立していない子への刺激の強さと、自分の口で不快や痛みを表現できない子へ接種することへの不信。また、年齢に応じた段階での接種ではないこと。
  ‐ 日本のDTPは1970年から74年に生後3ヶ月から5ヶ月の子へ接種された(私もだ!)が、その4年間に57件の障害ケースができ、37件の死亡があった。75年から80年はDTPを2歳児から接種。この5年間の障害ケースは8件。死亡は3件。「遅らせる」ことによって、90%の障害および死亡が防げたことになる。

  など。

知らなければ、受けさせていたと思うし、自分も受けてきたように、「健康体へ接種した場合」は、目に見える障害が残ったとは思わない。でもこうやって、調べてみれば、政治不信がどんどん湧いてくるし、予防接種ほど無邪気に歓迎される生物兵器は無いのではないかとすら思ってしまう。(SARSとか、鳥インフルエンザとか、いろいろ世界的に危ないーっと言われつつ、何故か一定の土地の人にしか罹らないって変だし・・・)まあ、考えすぎといえばそうだろうけれど・・・。

最後に、じゃあ、まったく受けさせるつもりはないのか・・・と言われれば、100%そうだとは言えない。子育ては1人でしているものではないから、いろんな意見が混じるし・・・みんながそれぞれベストと思っているものが違うから・・・。

それに確かに破傷風に関しては本当にいつ罹っても可笑しくないくらい裸足で駆け回る子だし、イタリアに行けばイギリスよりも危険度が増すのかもしれない(例えばイタリアの学校に入れたいなら、いくつかの予防接種は必需でもある)。

それでもホメオパシーのレメディなどをきちんと利用すればOKだとは思うし、ちゃんとしたものを食べて、きちんと健康管理していれば、免疫力は落ちないと思うけれど、人間常に健康体でいられるかといえば、そうでないのも確か・・・。

だから、受けるなら選んだものを単体で受けさせたいし、ホメオパシーでちゃんと毒だしもしてあげたいと思っている。
でもちゃんと自分の口で「頭が痛い」などの不調を訴えられるようになってから。

キレイな海を内部からも外部からも、できるだけ汚染したくない・・・。


*これを読んでわが子にも受けさせたくない・・と思う人もいるかもしれないけれど、病院での例のように、波に逆らうというのはかなりタフ。治癒をサポートするために、ホメオパシーなどのレメディも手元にある方が安心だと思うし、気軽に反予防接種しましょうーっと誘っているわけではないので、ご自分でもいろいろ調べてみてください。


  参考文献:
Vaccinetions YES or NO?
  by Will Sussman, MA & Lara Sussman, MSc
  データがたくさん載ってます。
Comparing natural immunity with vaccination
 by Trevor Gunn, BSc, LCH, RSHom
  下記の日本語版の簡略という感じの冊子。www.informedparent.co.uk
Homeopathic Alternatives to Immunisation
 by Susan Curtis, RSHom
それぞれの予防接種の代わりになるホメオパシーのレメディが簡潔に載っていて実用的。

予防接種は本当に有効か  トレバー・ガン
   かなり過激?医療の見方を考えさせられるし、政治不信にもちらっと触れています。
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by nu2meg | 2006-09-21 07:12 | 子育て

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


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