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おんぶの考察

おんぶの考察_b0027781_233329.jpgポピーはずーっと抱っこで育ってきて、おんぶを体験したのは実家で母に無理やり(?)背負われたくらいなのだけれど、最近、自分からおんぶをしてもらいに来るようになってきた。

本人はただ、背中にやってきただけなので、おんぶをせがんだワケではないけれど、もう筋肉も発達してバランスも取れてきているので、おんぶしてみると、小さな時のように、足を突っ張ったり、背を反らしたりして抵抗することなく、「これもナカナカ良いね」と言わんばかり。私の方も、腕を後ろに回すことによって、肩の筋肉をほぐすのに具合が良いと気付いた。

・・・とまあ、ここまでは、フツウな意見なのだけれど、せっかくなので、この先はちょっとエネルギー云々を語ることにする。


人には、チャクラと呼ばれるエネルギーセンターがあり、メインは7つと言われている。
その中心であるのが、ハートチャクラ。
チャクラはそれぞれ、機能が違うと言うか、扱うエネルギーが違うのだけれど、ハートは、イメージしやすいように、「愛」を司る大切なセンター。

チャクラには、厳密に言えば、前と後ろもある。そしてそれぞれの機能も微妙に違う。
ハートチャクラの前は、愛を与える。
後ろは、愛を受け止める。

ハートの前同士が重なるのは、向かい合って抱き合う形。一般的にも、お互いが愛を分かち合う姿はこれがピッタリ来るので分かりやすいと思う。

親(大人)が、膝の上に子を乗せてうしろから抱える形は、本を読んだり、本人の意思で何かをさせておきながら、サポートするという状況で、実際に効率もいいので、よくやっている形。子どもは愛を受け止めながら、こうして自分でいろんな方向を向いて成長していくと言うイメージがある。
また、学生時代に「好きな人の背中に抱きつきたい!」と友達が言ってたのを思い出すけれど、愛を与える人が後ろ側にまわるというのは、エネルギー的にも理にかなった表現かもしれない。

・・・ということで、おんぶは、子どもがあふれんばかりの愛を与えてくれ、大人が微笑ましく受け止める形のように思える。そりゃあ、もちろん、「運んでもらうのが楽しいから」という理由もあるだろうけれど。きゃっきゃ言いながら、おんぶをせがむわが子を拒否するのは、親として難しいのもわかる気がする。


更に話を飛躍させると、子どもを褒める時は、ハートの前&前ハグで、瞳をしっかりとみつめるのが子どもにとっても最高の印象付けになる。もちろん、それはとってもイメージしやすいと思う。

で、怒る時はというと、シュタイナー的には背中から抱きしめて、耳元で諭すくらいが良いらしい。確かにそうすれば、子どもは、愛を受け止めながら、学んでいくことが出来ると思う。
例えば、何かを投げてこわして、あーあ・・・と言う時、目の前に鬼と化した母が現れて「だから言ったじゃないの」と怒りのこもった瞳でどやされるのと、母がうしろで抱きしめながら、「あーあ。割れちゃったね。」と言うのではエライ違いな気がする。(そうできるかどうかは別問題として:笑)

後ろから抱きしめる時は、愛が必要になる。
by nu2meg | 2006-07-28 03:38 | 子育て

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


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