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社会という受け皿

社会という受け皿_b0027781_18325915.jpg昨日、前出のインディゴのドキュメンタリー・フィルムを観て来た。

ドキュメンタリーは、【素晴らしい才能に長けた子ども達】の存在と、スピリチュアル系の本の著者などが、【インディゴの存在や人間の進化】についていろいろと語るという大まかに分ければ2部構成。

中でも10歳の女の子の絵と詩には感動するものがあった。彼女は【私】が描いてるというよりは、【神なる存在】が表現するものを、自分が描いてるだけなんだけど・・・と言う風に表現していた。確かに彼女の絵はすごく透明感があるだけじゃなくて、出てくる人物や動物も、どう考えても日常生活の模写ではなく(さまざまな人種・文化・宗教が混ざった感じ)、まさに「パイプ役」な存在だった。

【素晴らしい】という一面だけでなく、陰の面にもすこし触れていた。
インディゴというレベルを貼る事は無意味。でも、今、そうでも貼らないと、社会が「自閉症」「失語症」「多動児」などと結局は別のレベルを貼ってしまう・・・だから敢えてインディゴと呼ぶ・・・という風に・・・

フィルムが終わったあと、ちょっとしたディスカッションが行われた。
今、UK版のドキュメンタリーを作ろうと言う話があるのだけれど(観たのは米国版)、どういうものを作るべきかと言う話。

奇麗事じゃなくて、現実的に、子どもも大人もサポートするプログラムを・・・ということで、影の部分について多く語られた。

結局は、今の社会には【受け皿】がないから、せっかくの才能を持って生まれてきた子どもたちが、その才能を発揮する場所がなく、人生の目的も失い、社会から逸脱してしまっている子が多い・・・と言う話。

確かに、アスパージャーだと分かった。・・・といっても、だからそれで?
同じ子がインディゴだという可能性はほぼ100%に近いと思う。
でも、だからといって・・・それで?

家族は【個性】を引き伸ばし、尊重することができても、学校に通い始めた時に、ギャップが出来て、いつのまにか、家族まで【社会的不適合】な子どもとしてわが子をみつめるようになる・・・・ 現実的に、ホームレスや囚人の8割は、この社会的不適合というタイプが当てはまるらしい・・・ドラッグやアルコールに溺れるケースも多いと言うし、要は「個性」という「自分」を見失ってしまったということなのだけれど・・・

社会と言う受け皿について、社会福祉の観点から見たことはなんどもあったけれど、スピリチュアルな観点からみたことはなかったので、新鮮な感じもした。(そしてすべてはつながっているんだなとも・・・つくづく・・・)


親として、ポピーにも彼女らしく生きていけるサポートが出来ればいいなと思う。
by nu2meg | 2006-01-30 19:55 | サイキック・スピリチュアル

気の向くままに・・・ 流れに身を任せて。


by nu2meg